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JRA「最多勝」武豊を超える6頭のダービー馬を輩出…フジキセキ、ディープインパクトの父「サンデーサイレンス」が日本競馬に残した革命的な足跡

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ジオグリフ

 29日、東京競馬場では競馬の祭典、日本ダービー(G1)が行われる。今年はキタサンブラックら4頭のルーキーサイヤーから5頭の産駒が出走する予定だ。

 牡馬クラシック二冠を狙うジオグリフもそのうちの1頭。父のドレフォンは米国のダート短距離を主戦場に活躍した快速馬で、引退後は社台グループに購入されて、日本で種牡馬入りを果たした。

 ドレフォンは初年度から200頭を超える繁殖牝馬を集め、皐月賞に続きジオグリフとデシエルトの2頭をダービーに送り込む。ジオグリフは難なく2000mの距離をクリアしたが、未知の2400mで改めてその真価が問われる。

 今から30年ほど前、ドレフォンと同じように米国から輸入され初年度産駒がクラシックを席巻した種牡馬がいる。競馬ファンならその名前を知らぬ者はいないだろう。1989年の米二冠馬で、同年のエクリプス賞年度代表馬に選ばれたサンデーサイレンスである。

「最多勝」武豊を超える6頭のダービー馬を輩出

 当初は米国で種牡馬入りする予定だったサンデーサイレンス。二冠馬ながら、米国では血統的評価が低く、種付けの申し込み希望もほとんどなかったという。そんな時、社台グループの創始者・吉田善哉氏が名乗りを上げ、スタッドインにこぎつけた。

 当時の日本はノーザンテーストを中心にノーザンダンサー系の血が飽和状態を迎えていた転換期。当然、その血を持たないサンデーサイレンスには少なくない期待が掛けられていた。そして、92年に誕生した初年度産駒はその期待をはるかに上回る活躍を見せ、その後の日本競馬における血統の勢力図を塗り替えていくことになる。

 サンデーサイレンスは初年度から77頭の繁殖牝馬を集めた。この数字は当時の生産界では水準レベル。むしろ1100万円という強気な種付け料設定の割に繁殖牝馬は集まった方だった。

 翌年には67頭の産駒が血統登録され、誕生から2年後には競走馬として続々とデビューしていった。

 いわゆるサンデーサイレンス旋風が初めて“観測”されたのは1994年夏のこと。札幌を中心に産駒が次々と勝ち上がると、その年の3歳(現2歳)最初の重賞、札幌3歳S(G3)をプライムステージが優勝。キタサンサイレンスとの産駒ワンツーというド派手な重賞デビューを飾った。

 その後も産駒は順調に勝利を重ね、12月にはフジキセキが朝日杯3歳S(現・フューチュリティS)でG1初制覇。デビューから年末までの約半年間で勝利数は重賞4勝を含む30勝に到達した。

 初年度産駒の快進撃は明け4歳を迎えても止まらなかった。クラシック候補筆頭だったフジキセキが故障で引退を余儀なくされたが、代わりに台頭したのもサンデーサイレンス産駒だった。ジェニュインが皐月賞を、タヤスツヨシがダービーを制覇。さらに牝馬路線でもダンスパートナーがオークスを制し、春のクラシック4戦のうち3戦をサンデーサイレンス産駒が勝利した。

 中央で出走した初年度産駒は59頭にとどまったが、12頭が引退までに重賞を勝利、そのうち5頭がG1ウイナー。すなわち5頭に1頭が重賞勝ち馬、12頭に1頭がG1馬というハイアベレージだったことになる。

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