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JRA宝塚記念(G1)武豊「並ばれたときに手応えが違った」グラスワンダーVSスペシャルウィーク! 最強対決はあまりにもあっけない幕切れ

 先に抜け出しを図ったスペシャルウィークの脚色が鈍り、残り200m近くでグラスワンダーがこれを捉えると、ライバルに抵抗するだけの余力は残っておらず、ゴールを過ぎた頃には3馬身という「大差」で突き放すワンサイドゲームとなってしまった。デビューしてこれまで、自分よりも後ろの馬から差されたことのなかったスペシャルウィークにとっては決定的な敗戦を喫したといえるだろう。

 完敗したはいえ、3着のステイゴールドがさらに7馬身も後方に置き去られたこと考えれば、スペシャルウィークが能力を発揮し切れなかったという弁明は苦しくなる。

 グラスワンダーに騎乗していた的場均騎手は「(スペシャルが)直線を向くと伸びあぐねていたから『勝てる』と思った。あそこからは手応え通りの内容。強い勝ち方だったと思う」と、圧勝を振り返った。

 スペシャルウィークを管理する白井寿昭調教師も「反対に相手にマークして進んだとしても、今日は勝てなかっただろう」と完敗を認めた。「並ばれたときにもう手応えが違った」という武豊騎手のコメントが、いかに圧倒的な強さを見せつけられたかを物語っていた。

 この敗戦により、スペシャルウィークはエルコンドルパサーとの再戦の期待もあった凱旋門賞(G1)挑戦のプランも幻となってしまった。また、これから12年後となる2011年の宝塚記念でもスペシャルウィークにとっては、産駒のブエナビスタがグラスワンダー産駒アーネストリーの後塵を拝する屈辱が再現してしまった。それだけにグラスワンダーはスペシャルウィークにとって現役時代も種牡馬時代も「天敵」として立ちはだかったのである。

 実は、今年の宝塚記念でスペシャルウィークの血を引く馬は1頭いる。父がスペシャルウィークであるシーザリオの仔、サートゥルナーリアだ。同馬にとっては、凱旋門賞を目指した祖父の運命を変えることとなったこのレースを何としてでも勝ちたいところだ。

※本記事は2020年に公開されたものと同内容です。

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