人気シリーズ最新作が甘デジとなって登場

　独特の世界観でパチンコファンに大きなインパクトを与えた『火曜サスペンス劇場』。その最新作に甘デジバージョンが登場した。『デジハネPA火曜サスペンス劇場 最後の推理』である。

　大当り確率が約1/99.9で、大当りすれば必ず確変に突入する。大当り後は「超・真相究明RUSH」に突入（70or120回）し、序盤の20回転はカウントダウン演出が発生。大当り画面で選択した事件のあらましを紹介する演出が展開される。

　20回転消化し「事件発生まであと○○」の数字がゼロになると煽りから当否のボタン演出が発生。そこで当れば事件解決のエンディングとともに図柄が3つ揃いで変動していく。

　ここで事件解決（大当り）しなかった場合は後半パート（50or100回）に突入。証拠を見つけて犯人を落とせば大当りとなる。

確変状態は大当り当選or転落フラグを引くまで継続

　内部的には1/69.7の大当り確率と1/67の転落抽選が同時に行われており、70or120回の間で転落していればどちらかの規定回数到達で電サポが終了。一方、まだ確変が継続している場合は継続演出を経由し「追及バトルモード」に突入する。

　追及バトルモードでは攻防によって犯人との高低差が変化し、数字が少なくなるほどチャンスとなる。リーチに発展した時点で大当りor転落が決まるので、より白熱した犯人追及の模様を楽しむことができる。

　RUSHの総合的な継続率は約71％としっかり連チャンを味わえるものになっている。また、右打ち中は大当りの20％が最大出玉となる10ラウンド約1000発なので甘デジながら出玉感にも期待できるのである。

　また、本機には通常時に限り突発時短を抽選。当選すれば70回転の電サポに突入する。その契機として用意されているのが「黒幕バトルリーチ」になるが、この演出が発生した時点で大当りか突発時短が濃厚となる。

　また、時短の場合でも引き戻し率が約50.6％（残保留4個を含めば52.5％）と大当りに期待が持てる激アツの展開が約束されるのである。ちなみに、70回転の突発時短は「崖っぷちZONE」に移行。尚子（片平なぎさ）が閃けばチャンスが訪れる専用の演出が発生する。

　この突発時短がある分、遊タイムは搭載されていないが、確変突入率100％の安心感と71％ループ＆1000発20％の適度なスペックで、安定して打ち込むことができる甘デジとなっているのである。

（文=大森町男）
<著者プロフィール>
　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

【注目記事】
■【パチスロ実戦】期待値のある「お宝台」を発見!? 超強力アイテム獲得で高純増ATを目指す!!
■パチンコ変動「1秒→0.3秒」へ超加速！ 激アツ新台も話題のメーカーの歴史を辿る
■パチンコ実戦「期待度2倍」の激アツCZを搭載！ アノ画期的マシンに挑戦するも… 手も足も出ない展開に!?