ヒットメーカー・ニューギンの「今年上半期」を振り返る当記事。今回はその第二弾だ。

『PA真・花の慶次2 漆黒の衝撃 99ver.』

■大当り確率(通常時)：1/99.9
■大当り確率(確変時)：1/59.04
■確変システム：50%(特図1)、100%(特図2)、転落まで継続
■時短システム：大当り後30回 or 70回 or 70回＋α(非転落時は転落まで)
■転落確率：1/123.65
■RUSH突入率：約64.5%(時短引き戻し含む)
■RUSH継続率：約78%(時短引き戻し含む)
■賞球数：1 & 4 & 5 & 7
■ラウンド数：4 or 6 or 10 (10カウント)
■大当り出玉：約280 ～ 700個

〇〇〇
　本機は、ライトミドルタイプで人気を博した「慶次・漆黒」の甘デジスペック。ライトミドルではC時短を使用した「時短上書き」という斬新なシステムで話題を呼んだが、今作は電サポ70回保証の転落確変タイプとなっている。

　ヘソ大当り時は50％がRUSHへ突入し、残りは「時短30回」が付与。これらを加味したトータル突入率は約64.5％だ。
　
「真・RUSH」は電サポ70回＋αor70回で、1/123.65の転落フラグを引く前に確変中の大当り確率1/59.04を射止めるゲーム性。「真傾奇RUSH」「一騎駆RUSH」「西班牙RUSH」と3種類の選べるRUSHを搭載している点もポイントだ。

　気になるRUSHのトータル継続率は約78％で、電サポ大当りの50％が10R約700発という振り分け。展開次第では、納得の出玉も獲得できるだろう。

『Pはぐれ刑事純情派』

■大当り確率：1/199.8→1/140.3
■確変突入率：約34.4％（時短引き戻し率約31％と、遊タイムからの突入率約4.9％の合算）
■確変継続率：100％
■リミッタ：6回or2回
■時短回数：70回まで
■ラウンド／カウント：10Ror7R／10カウント

〇〇〇
　人気刑事ドラマとタイアップした本機は、大当り確率約1/199のリミッタータイプ。最大の特徴は、ライトミドルスぺックにもかかわらず「一撃最大約10500個」獲得できる点で、さらに初当り時は必ず1050個獲得できるという、安定感も兼ね備えたスぺックとなっている。

　ヘソ大当り時は必ず7R通常+時短70回となり、その時短中に引き戻すことができれば、10R確変×6回or10R確変×2回の大当りが発生。獲得出玉は前者で9000個、後者で3000個獲得でき、その振り分けは各50％となっている。時短での引き戻し率は約31％とかなり低めだが、その代わりに突破した際の恩恵は特大級。現行ライトミドル機屈指の一撃特化型マシンといえそうだ。