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ナムラクレアだけじゃない、函館は完全制圧!止まらないJRAの3歳馬無双で気になる「買える3歳馬」とは?

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ナムラクレア

 春のG1・6連戦が終わると、本格的に3歳馬と古馬の混合戦が始まる。経験に勝る古馬に分がありそうなイメージがあるが、これまでの成績を見ればその差は歴然で、3歳馬が古馬を圧倒している。

 実際に今年の混合戦を見てみると、4日の東京は3歳馬が5戦4勝、中京も5戦5勝という成績(ともに3歳馬の出走がなかったレースは除く)。そして先週開幕した函館開催も、初日の混合戦は3歳馬が6戦全勝と圧倒。さらに重賞の函館スプリントS(G3)も3歳馬ナムラクレアが勝利するなど、その勢いはとどまるところを知らない。

 そういった意味でも、この時期の3歳馬の取捨選択は、馬券を検討するうえで非常に重要なのである。この時期に3歳馬が活躍できるのは、大きく分けて三つの理由があると考えていいだろう。

 まず一つは、夏の間は斤量が大幅に有利という点だ。基本的に条件戦で3歳馬は古馬と比較して3kg減の恩恵がある。さらに平場戦にもなれば減量騎手の恩恵も加わり、牝馬で49kgという軽量となる場合もある。古馬の牡馬が57kgならその差は8kgになり、1kgの斤量差で0.2秒差という説があることを考えると、これだけで1.6秒のハンデなのだ。さすがに結果に影響するのは間違いない。

 次に秋の秋華賞(G1)や菊花賞(G1)を狙う陣営にとって、この時期の優先度は古馬よりも3歳馬が高いことが挙げられる。優駿牝馬(オークス・G1)や東京優駿(日本ダービー・G1)に出走できなかった3歳馬は、この有利な時期に2勝目や3勝目を挙げ、秋に備える。そのために厩舎は古馬よりも3歳馬を優先するのである。

 三つ目はトレセンへの入厩制限がある大手クラブ馬主や、所有馬の多い個人馬主が、斤量が有利なうちに手持ちの3歳馬を優先的に勝たせておきたいという思惑だ。そのため古馬の実力馬をあえてこの時期に出走させず、秋まで休養させるという手法も考えられる。クラブとしては勝たせやすい時に勝たせたいという思惑があるだけでなく、適性次第では結果として秋華賞や菊花賞を目指せる可能性が広がるのだから、これは一石二鳥とも言えそうだ。

 以上のようにこの時期の3歳馬の扱いは、秋以降とはまったく別物。夏競馬で効果的に馬券を仕留めるためにも、その傾向を把握するのは重要と言えよう。そこで先週まで行われた混合戦を分析し、週末の馬券術に活かすべくまとめてみた。


激戦地の函館開催は?

 まず、注目は関東馬と関西馬が多数集まる函館開催だ。中央場所の東京と中京(今週は阪神)はそれぞれ東西の馬に優先権があるため出走馬は偏るが、その規制がない函館は東西の素質馬が集まった激戦地。昨年も夏の北海道開催(昨年は札幌開催からスタート)で連勝したソーヴァリアントが、セントライト記念(G2)2着、チャレンジC(G3)1着と飛躍している。

 この函館開催1週目の先週を見ると、圧倒的な存在感を見せつけたのが関西馬だ。土曜に行われた混合戦6レースを、すべて関西所属の3歳馬が勝利しているのである。続く日曜も5レース中4レースを3歳馬が勝利したが(3歳馬の出走がなかったレースは除く)、函館スプリントSと最終レースを関西馬が勝利。圧倒的に関西馬が強いことがわかる。

 そして好走した馬を見てみると、前走重賞で大敗していた馬が巻き返すケースがいくつか見られた。例え最下位であろうが、重賞で強敵相手に揉まれてきた馬は外せないといえる。さらに鞍上も関西所属騎手、そして3番人気以内の3歳馬はかなり好走率が高いことも覚えておくといいだろう。

函館開催の3歳馬の狙い

・関西馬
・関西所属騎手が騎乗
・3番人気以内
・重賞で大敗歴のある馬

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