甘デジで1万発出玉を狙う「万撃チャレンジ」

　想像以上に難しい。万撃チャレンジのことである。5回の初当りで合計1万発。1回あたり2000発を出せばよろしい。500発出る台なら4連チャンで達成する。こう既成の事実だけを並べ立てるといかにも簡単な感じがするからパチンコは不思議である。

　この理論でいえば、逆に『海物語』系とかそっちのザ・甘デジタイプの機種のほうがいけるかもしれないと前回発言したこともあり、今回はその作戦で挑戦しようと思っている。オール甘海。結局、これなのではないか。

　まずは『PAスーパー海物語IN沖縄5withアイマリン』から。だが、いきなり7回転で大当りとなった。抜群のスタートである。さらに初回のSTで連チャンを仕留めるとここで「金ハイビゾーン」に突入するではないか。

　しかも保留が2個レインボーに変化し、保留連2発炸裂。さすがに10ラウンドは引き込めなかったものの最高のすべり出しとなった。王道の甘デジ100％STスペックで手堅く2000発ゲットを成し遂げよう作戦は見事に大成功である。

順調な滑り出しに手応え…ここから万発まで一直線か!?

　次に選んだのは『PAスーパー海物語 IN JAPAN2金富士99バージョン』。ループ性は乏しいが大当りの約半分が10ラウンド1000発となるボリューム感でゴリ押しする狙い。2連チャンでも全部10ラウンドならもう2000発である。

　しかし、今度は目論見が外れた。76回転の初当りから想定通り2連チャンをマークしたものの1000発当りは1回のみ。投資がかさんだので出玉的にはほぼ行って来いである。甘デジで遊タイム付きは状況が厳しい。

　3機種目、今度は「連チャン力」を期待しての選出。『PA海物語3R2スペシャル』である。『海』なのに確変割合が75％、トータルで80％を超える継続率で大ループを狙う。

　はずだったのだが、またしてもミッションインコンプリート。12回転の早業で初当りを引っかけながら、確変がワンセットで終了してしまうという失態をやらかしてしまった。なんでいきなり25％引くかね。