近年、パチスロ分野で大手サミーが抜群の存在感を放っている。『パチスロドリフターズ』や『パチスロこの素晴らしい世界に祝福を！』など好評マシンのリリースを連発中だ。

　特に『パチスロアラジンAクラシック』は有利区間を超えた出玉を実現し、多くのユーザーから支持を得ている印象。サミー作品に注目せざるを得ない状況だが…。

　7月4日にも話題作『パチスロ甲鉄城のカバネリ』が降臨。同社初の6.5号機で、差枚数方式による爆発力と「ツラヌキSPEC」システムを重ねる脅威の出玉性能が期待されているマシンだ。

『パチスロ甲鉄城のカバネリ』（サミー）

　本機はST「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」と、ボーナス(払い出し200枚～1000枚)の連打で出玉を形成するマシンだ。

　通常時は、約1/12.2以上で出現するチャンス目がカギを握る。成立したチャンス目の種類に対応したCZへ移行する仕組みだ。

　CZは3種類。コンボを繋いで成功率を上げる小役連続型の「無名CZ」、ライフが0になる前に20G完走を目指すG数消化型の「生駒CZ」、全役でボーナス抽選を行う一発抽選型CZ「美馬CZ」が存在する。

　疑似ボーナスからST突入を目指すゲーム性となっており、STは3種類。上位ST「美馬バトル」は、バトル継続率約80%の期待度を誇る。

　また、最上位ST「裏美馬ST」は、継続率約95%のプレミアムSTとなっており「期待枚数約3500枚」と6号機の常識を超えた威力が味わえるだろう。

　さらに、有利区間リセット後も「即ST」に突入するため、実質的には上限がないところも「ツラヌキSPEC」の注目ポイント。まさにパチスロ新時代の到来を予感させる作りといえる。

【プレイヤーからの実戦報告】

　一撃5000枚オーバーを達成したユーザーも存在し「パチスロ始まった」「2400枚を気にしなくて良いのは嬉しい」という喜びの声が目立つが「STが難しい」「コイン持ちが悪い」などのネガティブな意見も少なくない。

　中には「（プレイ中）何をやっているかよく分からなかった」という声もあり、パチスロに対する経験や予備知識がなければ難解な部分もある模様だ。

【ヒットの可能性は？】

　サミーのマシンでは『パチスロけものフレンズ』や『パチスロこの素晴らしい世界に祝福を！』でも「ゲーム性が難しい」という意見が存在した。

　しかし、これらの機種はパチスロフリークには好評という印象。「ハマる人はハマる」といった尖ったマシンとも言えるかもしれない。時間が経過した際に、どのような評価を得られているかに注目だ。

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