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JRAリーディングに異常事態…“都落ち”ディープインパクト産駒による「異例の逆襲」は恐るべきマイネル軍団総帥・岡田繁幸さんの先見の明

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 これはもうフロックとは言えないかもしれない。

 9日、福島競馬場で行われた2歳新馬(芝1800m)は、4番人気のマイネルズーメン(牡2歳、美浦・和田勇介厩舎)が勝利。道中2番手からあっさり抜け出すと、後続の追撃を完封してデビュー戦を白星で飾った。

 一体誰が、ここまでの活躍を予測できただろうか。6月の新馬戦開幕から早1か月強、数々の種牡馬の産駒が勝ち名乗りを上げる中、マイネルズーメンの父ダノンバラードが存在感を示している。

リーディングに異常事態…

 現在の2歳リーディングは5勝を挙げるエピファネイアが引っ張る形だが、ダノンバラード産駒はこれが3勝目で堂々の2位にランクイン。この新馬戦では3着アンタノバラードを含めたワン・スリーを飾っている。無論、まだ2歳戦は始まったばかりだが、これまでの「経緯」を思えば、異例の活躍と言っていいだろう。

「現在ビッグレッドファームで繋養され、種付料も100万円と決して恵まれた環境とは言えないダノンバラードですが、頑張っていますね。産駒は全体的に仕上がりの早さを見せていますし、これで今年の2歳戦は13戦して【3.1.5.4】というハイアベレージ。

今のところディープインパクト産駒らしく芝で結果を出していますが、今後はロードブレスのようなダートの活躍馬も出てくるかもしれません。この日のマイネルズーメンも非常にしぶとい走りでしたし、今後が楽しみですね」(競馬記者)

 昨年、産駒のスノーフォールが16馬身差という歴史的大差で英オークス(G1)を勝つなど、今や世界にその名が知れ渡っているディープインパクト。2019年に他界したものの、世界中のホースマンがその血に注目しており、今後も日本を超えて大きな影響を与えていくことになるだろう。

恐るべきマイネル軍団総帥・岡田繁幸さんの先見の明

 ダノンバラードも、そんな偉大な血を世界に伝えた1頭だ。

 ディープインパクトの初年度産駒として重賞を2勝したダノンバラードは引退後、当初は日本で繋養されていたが、トルコの馬主に購買されてイタリアへ。その1年後には英国でも繋養された。

 だが、日本に残してきたわずかな初年度産駒からロードブレスが日本テレビ盃(G2)を勝つなど活躍。同じく初年度産駒で所有馬のナイママの活躍などによって、ビッグレッドファームの総帥岡田繁幸さん(故人)が買い戻しのオファーを出す異例の状況に。ダノンバラードは再び日本で繋養されることとなった経緯がある。

「現役時代にG1を勝てなかったこともあって引退当初は、ディープインパクトの後継争いでは厳しい立場にいたダノンバラード。都落ちといった感じでイタリアへ渡ったのも、そういった背景があったからだと思います。

ただ、母方の血に目をやると祖母のエンジェリックソングは、タイキシャトルなどの父として知られるデヴィルズバッグの全兄妹。ラーイ、シングスピールといった世界的名馬の母とも同血と、良血揃いのディープインパクト産駒の中でも頭一つ抜けた世界的な良血と言えるでしょう。

この結果を見れば、ビッグレッドファームの岡田さんがわざわざ買い戻したのは、まさしく先見の明ですし、さすがとしか言いようがないですね。今春の展示でもゴールドシップ産駒と人気を二分するなど、ビッグレッドファームはダノンバラードに相当期待をかけているそうですよ」(別の記者)

 初年度は41頭の種付けに終わったダノンバラードだが、再び日本に戻ってからは2019年が108頭、20年が104頭、21年が98頭と高い注目を集めている。日本“再上陸”の初年度となる今年の2歳馬がこのまま活躍すれば、ますます人気を集めそうだ。

(文=大村克之)

<著者プロフィール>
 稀代の逃亡者サイレンススズカに感銘を受け、競馬の世界にのめり込む。武豊騎手の逃げ馬がいれば、人気度外視で馬券購入。好きな馬は当然キタサンブラック、エイシンヒカリ、渋いところでトウケイヘイロー。週末36レース参加の皆勤賞を続けてきたが、最近は「ウマ娘」に入れ込んで失速気味の編集部所属ライター。

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