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2022.07.17 10:00

川田将雅「単勝1倍台」自己ワースト記録更新の不名誉
文=ハイキック熊田

リーディングトップを独走する裏で、負の連鎖が止まらない……。
16日、小倉競馬場で行われた6Rの2歳新馬は、和田竜二騎手の2番人気タガノタントが優勝。新種牡馬ヤマカツエースの嬉しい産駒初勝利となった。
その一方で、単勝1.9倍の断然人気に支持された川田将雅騎手のタロントゥーズ(牡2、栗東・大久保龍志厩舎)は4着に敗れた。
舞台は違えどデビュー戦で川田騎手が跨るダイワメジャー産駒と言えば、昨年の朝日杯FS(G1)で2着したセリフォスと同じ。ノースヒルズの前田晋二オーナーが昨年のセレクトセールにて5280万円で落札した期待馬でもあったが、残念ながら初陣を飾ることは出来なかった。
8頭立ての芝1200mで行われたレース。7番枠から無難にスタートを決めたタロントゥーズは、道中で外目の3番手を追走する。
ややタイトなペースのなか、4コーナーにかけて鞍上が押し上げようとするも手応えが良くない。そのまま最後の直線に入ると、前にいた勝ち馬タガノタントと2着トールキンの2頭に大きく突き放され万事休す。
結局ゴールまで差を縮めることは出来ず、後ろから追い上げたペイシャフラワーにも交わされ3着内も外す格好となった。
「うーん、1週前の追い切りでも栗東坂路で好時計を出していましたから、ポテンシャルは高いと思っていただけに残念です。
勝ちタイム1分8秒8は小倉開催の2歳新馬では2番目に速い好タイムでしたが、タロントゥーズは4着とはいえ1分10秒1とやや時計を要しました。現時点ではスピード対応が課題となりそうで、条件を替えるなど次戦への工夫が必要かもしれません」(競馬誌ライター)
また、この敗戦は鞍上にとってもどうしても避けたかったのではないだろうか。
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