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田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意

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「なんというか、出世欲のようなものがないんですよね。騎乗すると決めたレースには全力を尽くしますし、時に田辺騎手ならではの天才的な騎乗も見せてくれるんですが、例えば2014年の安田記念(G1)のジャスタウェイの騎乗依頼を蹴ったのは、関係者の間では有名な話。別にそのレースに騎乗馬がいたわけでもないんですが、とにかく自分が納得しないと、どんな有力馬の依頼でも断るのが彼のスタイルなんです。昨年春のクラシックを戦ったタイトルホルダーも、秋にはあっさりと横山武騎手に乗り替わりましたが、本人は特にこだわっていなかったそうです。今では日本を代表する馬にまで成長しましたが、特に気にしてないと思いますよ」(別の記者)

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柴田善臣騎手

 記者曰く、そんな田辺騎手が敬愛しているのが、自身が断った2014年の安田記念で代わりにジャスタウェイを勝利に導いた柴田善臣騎手だという。

 JRAの現役最年長ジョッキーとして知られる柴田善騎手は、今年55歳のシーズンを迎えている大ベテランだ。この春にはこれまでの中央競馬の発展、畜産業の振興への貢献が認められ、JRA所属騎手としては初の黄綬褒章を受章。8月のワールドオールスタージョッキーズへの出場も決まった。

 近年は年間20勝程度と、無理せずマイペースの騎乗。同じく50代でも第一線で戦う武豊騎手とは異なる道を歩むジョッキーだが、多くのファンからご意見番、相談役と親しまれ、田辺騎手もそんな価値観に大きな魅力を感じているようだ。

 他のジョッキーらが繰り広げる激しい生存競争をよそに、あくまでマイペースを貫く田辺騎手。だが、現在も関東リーディング5位とその手腕に陰りはない。昨年は8月の新潟開催から本格的に2歳戦にも参戦しているが、果たして今年はいつ気分が乗るのか……。

 いずれにしても、秋や来年の大舞台でもその名を見たいジョッキーの1人だ。

(文=銀シャリ松岡)

<著者プロフィール>
 天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。

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