プレイヤーの選択で展開が激変する5号機時代のロングヒットタイトル『パチスロ黄門ちゃま喝』。その優秀遺伝子を色濃く受け継いだ平和の『S黄門ちゃま喝2』が8月1日、いよいよ待望のホールデビュを果たす。

『S黄門ちゃま喝2』

　本機は1G純増約2.5枚のAT機能「水戸YELLOWGATE(イエローゲート)」が出玉増加の主軸を担い、通常時は「御一行箱」「印籠箱」と2種類ある「真310Wカウンター」を貯める流れ。液晶左の御一行箱は主にリプレイ・スイカ・チャンス目、同右の印籠箱は主にベルやチェリーでポイントが加算され、310ポイント到達時はCZ「御一行チャレンジ」及び「印籠チャンス」抽選が行われる。

　御一行チャレンジは4種類の演出から選択でき、「7揃い告知タイプは」7絵柄が揃えば、「完全告知タイプ」はお銀が歌えば、「演出告知タイプ」は視力検査に成功すれば、「後告知タイプ」はレベルを上げてボスを倒せば印籠チャンス確定。「もっとラブラブお銀ハネムーン」は高期待度の上位CZで、最終的におやすみのキスができれば印籠チャンス確定、ラブラブ度200％到達時は印籠チャンス×2、300％到達時はさらなる恩恵があるようだ。

　もちろん、双方の箱がダブルで満タンになった場合は激アツで、その時点でCZ当選が確定する模様。加えて、印籠チャンス当選期待度も大幅アップするようだ。

　印籠チャンスはATゲーム数の獲得を狙う本機最大の叩き所で、表or裏をプレイヤーの意思でチョイス。上乗せパターンは単乗せの「上乗せ」、1G連上乗せの「勧善懲悪アタック」、ST上乗せの「怒髪天」、秒数上乗せの「家康降臨」の4種類で、表モードを選べば確実に上乗せ以上を得られるのに対して、裏モード選択時は上乗せ「0」のリスクを負う代わりに3割以上で100G以上上乗せ保証の家康降臨が発動する。

　AT中は先代と同じく印籠チャンス獲得→ゲーム数上乗せ…が大量上乗せへのメインルートで、本機はAT中にも310カウンターが活躍。この間はナビによってベルが頻発することから箱の満タン到達速度が2倍まで跳ね上がり、ベルが連続するほど大量獲得に期待できる。

　AT終了時は約15％で「萌えろ！9回裏2死満塁」へ移行し、見事に移行すればその時点で50G以上の上乗せが確定。先代のカセット出現や1or2G目で打った場合は、場外ホームランが濃厚となるようだ。

　このほか、本機は獲得したゲーム数が倍になる「倍ちゃんす」、印籠チャンス大量獲得トリガーの「初代モード」も健在。キノコの色に対応したチャンス役を引ければ一気にポイントMAXまで到達「はらぺ高確率」、AT中のCZ「衝天ノ刻」といった新要素もある。

　同日は、藤商事の6.5号機『パチスロFAIRY TAIL2』も全国導入を開始する。