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福永祐一、川田将雅がクラシック候補ゲットの新潟、C.ルメール参戦で激戦必至!

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福永祐一、川田将雅がクラシック候補ゲットの新潟、C.ルメール参戦で激戦必至!の画像1
横山和生騎手 撮影:Ruriko.I

 今春のG1で最もファンに活躍を印象付けたのは、天皇賞・春と宝塚記念という注目度の高いG1をタイトルホルダーとのコンビで連勝した横山和生騎手だろう。

 昨年の有馬記念(G1)では、菊花賞(G1)を勝利に導いた弟の横山武史騎手に絶対的なお手馬であるエフフォーリアがいた関係で初コンビを結成。弟のお下がりをもらった格好ではあったが、4番人気で5着とまずまずの内容だった。

 当時はまだ試行錯誤もあったようだが、コンビ2戦目の日経賞(G2)を逃げ切ると、鞍上の手腕を問われるG1でも最高の結果で陣営の期待に応えた。秋の凱旋門賞(仏G1)でもコンビ続行が発表された今、完全に“横山和生のパートナー”といっていい。

福永祐一、川田将雅がクラシック候補ゲットの新潟、C.ルメール参戦で激戦必至!の画像2
福永祐一騎手 撮影:Ruriko.I

 これに対し、今年の前半で最も幸運だった男といえば、間違いなく福永祐一騎手。最初のG1であるフェブラリーS(G1)を2番人気のカフェファラオで制した。続いて5番人気の伏兵ジオグリフに騎乗した皐月賞(G1)も好位からソツなく抜け出して栄冠をつかんでいる。

 優勝した2頭は、いずれも前走でC.ルメール騎手が手綱を取っていた馬でもあり、運が良かっただけという声も一部では出ていたものの、別の馬に騎乗したルメール騎手を実際にレースで負かしているのだから運だけの話ではない。

 そもそも福永騎手の評価が低ければ、トップクラスの馬の騎乗依頼が来ないのだから当然だ。

 残念ながらジオグリフの皐月賞以降は、3番人気ホウオウルーレットで5着に敗れた先週のレパードS(G3)まで重賞レースで15連敗と苦戦を強いられているが、来年を見据えた戦いではしっかりとクラシック候補を確保していることに注目したい。

夏の新潟は例年以上に粒揃いの印象

 6日の2歳新馬でデビュー戦を圧勝したリアルスティール産駒のフェイト(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)は、『ウマ娘 プリティーダービー』(Cygames)で有名な藤田晋オーナーの期待馬。好位から楽に抜け出すセンスの良さも目を引いた。

 また、7月30日の未勝利戦を制したシルヴァーデューク(牡2、栗東・西村真幸厩舎)も、良馬場の芝1800m戦で勝ち時計の1分48秒1は、開催日が異なるとはいえ、フェイトと同じタイム。31日の2歳新馬でダノントルネードにハナ差で惜敗した2着シャザーン(牡2、栗東・友道康夫厩舎)も、セレクトセールの“億超え馬”同士の対決で話題となったように、重賞は連敗中でも2歳馬のラインアップは充実している。

 そして、今年の夏の新潟が例年以上に粒揃いの印象であることも確か。

 先述した福永騎手だけでなく、川田将雅騎手も昵懇の仲である中内田充正厩舎の上がり31秒4を計時したリバティアイランド(牝2)&ダノントルネード(牡2)が勝ち上がった。

 さらには今週末から復帰するC.ルメール騎手も新潟に参戦するため、期待の2歳馬がデビューを待っているのだから激戦必至である。

 サークルオブライフやイクイノックスが出た昨年の新潟デビュー組。9月4日の最終日までまだ1ヶ月残っていることを考えると、まだまだ大物候補が登場しても不思議ではない。

高城陽

〈著者プロフィール〉

大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

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