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JRA今村聖奈の36万馬券も超簡単!? 関屋記念に2003年以降「19年連続」の法則

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 例年以上の楽しみなメンバーがそろった14日の関屋記念(G3)。

 下馬評では、今春の安田記念(G1)で1番人気に支持された上がり馬イルーシヴパンサーと、秋の巻き返しを誓うG1馬ダノンザキッドが上位人気を分け合うことが予想されているが、2頭の一騎打ちにならないだけの多士済々な出走馬となった。

 ただ、ハイレベルなメンバーによる見応えあるレースが期待できる一方、馬券という側面では非常に難解な一戦になったと言わざるを得ないのではないだろうか。

 ハンデ戦が主流の夏競馬では数少ない別定重賞ながら、2017年の13万馬券から5年連続の万馬券決着と一筋縄ではいかない関屋記念。今年は14頭と頭数が落ち着いたが、混戦ということもあり万馬券決着はほぼ避けられないだろう。

 だが、そんな関屋記念には19年も続いている「ある偏り」が存在していることをご存じだろうか。馬券的中の一助になるはずなので、ぜひご覧いただきたい。

2003年以降「19年連続」の法則

2021年 2着 7枠13番 カラテ       6番人気
2020年 1着 8枠17番 サトノアーサー   4番人気
2020年 2着 8枠18番 トロワゼトワル   8番人気
2019年 1着 7枠13番 ミッキーグローリー 1番人気
2019年 2着 7枠14番 ミエノサクシード  6番人気
2018年 1着 7枠12番 プリモシーン   1番人気
2017年 2着 8枠15番 ウインガニオン   4番人気
2016年 1着 8枠17番 ヤングマンパワー  3番人気
2015年 1着 8枠12番 レッドアリオン   2番人気
2014年 1着 7枠13番 クラレント   4番人気
2013年 2着 8枠16番 ジャスタウェイ   1番人気
2012年 1着 7枠14番 ドナウブルー   1番人気
2011年 2着 8枠12番 エアラフォン   2番人気
2010年 1着 8枠16番 レッツゴーキリシマ 6番人気
2009年 1着 7枠13番 スマイルジャック  2番人気
2008年 1着 8枠12番 マルカシェンク   1番人気
2007年 2着 8枠11番 リザーブカード   5番人気
2006年 2着 7枠15番 シンボリグラン   3番人気
2005年 1着 7枠13番 カンファーベスト  14番人気
2004年 1着 8枠17番 サイドワインダー  2番人気
2003年 1着 7枠12番 ブルーイレヴン   1番人気

 ご覧いただいた通り、2003年にブルーイレヴンが勝利して以降、昨年まで19年連続で「7枠もしくは8枠」の馬が連対している。言い換えれば、この時期の新潟外回りコースは圧倒的に「外枠が有利」ということだ。馬券の軸馬は7枠・8枠の馬から選びたい。

 改めて歴史を振り返ってみると、二けた人気で連対しているのは2005年のカンファーベストただ1頭で、上位人気馬も目立つ。配当面の期待値はやや下がるものの、逆に言えば上位人気馬が外枠に入った場合の信頼性の高さを示している。

 別定戦だけあって、毎年1番人気が良績を残すレースではあるが、上記19年間で「1番人気が7枠・8枠」だった場合の連対率は100%。7枠・8枠に入った複数の馬から軸馬を見定める基準になるはずだ。

 また、先週7日に今村聖奈騎手が12番人気のムーンスカイで新馬戦を勝利したことが大きな話題になったが、あのレースも関屋記念と同じ新潟の芝1600mであり、ムーンスカイは7枠だった。

 また、2着に11番人気、3着に6番人気が入って三連単が36万馬券になる大荒れのレースだったが、終わってみれば外枠の4頭中3頭による「7枠→8枠→7枠」で決着していることは頭に入れておきたい。ついでに残りの1頭8枠のスーパームーンは13番人気と、さらに人気薄だった。

 土曜日の午前中には、日曜のレースの枠順が発表される見込みだが「馬券の軸は外枠から」という関屋記念の“法則”は忘れないようにしたい。

大村克之

大村克之

稀代の逃亡者サイレンススズカに感銘を受け、競馬の世界にのめり込む。武豊騎手の逃げ馬がいれば、人気度外視で馬券購入。好きな馬は当然キタサンブラック、エイシンヒカリ、渋いところでトウケイヘイロー。週末36レース参加の皆勤賞を続けてきたが、最近は「ウマ娘」に入れ込んで失速気味の編集部所属ライター。

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