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パチンコ「暗黒時代」に誕生した名機…ネガティブ要素を○○で払拭!!

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 20世紀から21世紀へ。100年の区切りという歴史的な瞬間を迎えるにあたって、世の中は希望と幸せに満ちあふれていそうだが、日本においてはノストラダムスなどという大昔の人物の詞を「1999年に世界は滅亡する」と解釈した本が大流行し、世紀末思想・終末論的風潮が世間に蔓延した。明るい未来どころではない。

かつてあったパチンコ暗黒時代

 しかし、パチンコにおいて1999年は、「暗黒からの脱出」であり、夢と希望に満ちた輝ける将来の幕開けとなったのである。内規変更により、いわゆる「5回リミッター」が撤廃、制限のない連チャンを楽しめる状況が訪れたのだ。

 この1999年に登場したパチンコには名機も多い。空前絶後の王者『CR海物語3』を筆頭に、リミッター解除の代表格『CRフィーバーゼウス』、実写映像の価値を認識させた『CRどきどき愛LAND』、権利物の名機復活『CRツモツモ天国南2局』、STの元祖『CRジャングルパークXLTD』などなど。

 そんな時期の1台として確かな存在感を放っていたのが『CRゴジラ2』である。まだまだオリジナルのパチンコ機種が大勢を占めていたなかで、知名度の高いタイアップマシンとして登場。

 大当り確率は1/359のハイミドルで確変突入率が1/2、以後5回継続すると通常大当りになるリミッター付き。そう、1999年リリースだが、まだ5回リミッター機なのである。

リミッター機ながら出来栄えは抜群

 それでも秀逸なデジタルアクションで人気を博し、その後、ニューギンの主力として長きにわたりシリーズ展開されてきている基盤を構築した。多岐にわたる発展経路や2ケタのパターンが取り揃えられたリーチ群など、その多彩さは当時、出色のデキ。

 予告でも、怪獣図柄揃いで発生するチャンス目や予告と発展リーチが相互関係にあった法則性など、深いゲーム性を持っていたのである。チャンス目機能は業界初を謳っていた。

 ほかにも、ステージ上に可動役物を搭載し入賞をアシストする「G-MOVE」といった機能も搭載され、この時代においてはかなり革新的なマシンであったといえよう。

 また、大型版権ゆえか兄弟機のラインナップも充実。メインの『2』をはじめとして、『上陸』『大決戦』のCRミドルタイプ、さらに『復活』『逆襲』『劇場』の現金時短機三部作と、さまざまなスペックの『ゴジラ』を遊べるようになっていた。

 そして初代登場以降、パチンコ界でも『ゴジラ』は人気コンテンツとして大活躍。2003年シリーズの第2弾、『3』『4』といった正統シリーズマシン、そこから進化した『真・怪獣王ゴジラ』といった新たな展開もなされ現在に至る。

 シリーズの派生としてリリースされた『ぶいぶい!ゴジラ』は象徴的な存在で、初代を強く意識した本作が20年という時間のギャップを埋めてファンに支持されたという事実からも初代『ゴジラ』の偉大さを認識できるだろう。

大森町男

〈著者プロフィール〉

羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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