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神戸新聞杯(G2)「落馬負傷」で幻と消えたクラシック初参戦の夢……「花の35期生」影の実力者に好機到来再び!?

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 25日、中京競馬場では菊花賞トライアルの神戸新聞杯(G2)が開催される。19日のセントライト記念(G2)同様、本番への優先出走権が懸かる重要な一戦だ。

 皐月賞(G1)を制したジオグリフと春2冠でいずれも2着のイクイノックスが揃って天皇賞・秋(G1)へ。また、ダービー馬ドウデュースが凱旋門賞(G1)へ挑戦することもあって、今年の菊花賞(G1)は早くも混戦ムードが漂っている。

 その影響もあってか、神戸新聞杯は確固たる主役が不在。20日現在、『netkeiba.com』の単勝予想オッズでは日本ダービー(G1)で5着のプラダリアが1番人気の想定となっているが、他馬に付け入る隙がないかと言われればそんなことはない。

 G2勝ちの経験があるプラダリア、アスクワイルドモアなどは、賞金的に菊花賞出走のボーダーラインを越えているため、あくまで先を見据えた叩き台という可能性もある。そういった意味では、何とか滑り込みをしようと意気込む他の陣営にとっては絶好のチャンスである。

 中でも勝負度合いの強い陣営として注目したいのは、重賞でも好走歴のあるヴェローナシチー(牡3、栗東・佐々木晶三厩舎)だろう。

 春はクラシック出走こそ叶わなかったものの、京成杯(G3)で3着、京都新聞杯(G2)で2着に入った実力馬。これまでデビューから7戦して、3着以内を外したことがない安定感は魅力だ。クラスを問わず、過去全てのレースで上がり3位以内をマークしている強烈な末脚は、このメンバー相手でも引けを取らない。

 また、すみれS(L)3着以来、久しぶりに手綱を取る団野大成騎手も、この一戦に並々ならぬ思いがあるかもしれない。というのも、同騎手にはクラシック初参戦が懸かっているからだ。

「花の35期生」影の実力者に好機到来再び!?

 団野騎手といえば、今年リーディング7位の岩田望来騎手や重賞3勝を挙げている菅原明良騎手らと同期。近年活躍が目立つ「花の35期生」の一人である。

 昨年はラブリイユアアイズとのコンビで京王杯2歳S(G2)を3着すると、続く阪神JF(G1)では8番人気と低評価ながら2着に食い込んだ。その後、同馬は桜花賞(G1)に直行することが決まり、デビュー4年目にして団野騎手のクラシック初参戦も現実味を帯びていた。

 ところが桜花賞まで1ヵ月を切っていた矢先、不運にも落馬事故に見舞われた団野騎手は全身打撲と診断され、戦線離脱を余儀なくされた。

 その結果、桜花賞は坂井瑠星騎手へと乗り替わり……。自身初のクラシック参戦は幻と消えたのだ。

 さらに、当時主戦を務めていたヴェローナシチーも、落馬負傷により3走前の若葉S(L)から酒井学騎手にスイッチ。3戦連続2着と惜敗が続いたところを考慮すると、もしかしたら、自身の手綱で春2冠どちらかに出走できた可能性があったかもしれない。

 そういった幾つかの背景もあり、団野騎手にとっては最後の一冠へ懸ける強い思いがあるはずだ。ここで3着以内に入って優先出走権の獲得に成功すれば、一度は逃したクラシック参戦が見えてくる。

 不運な落馬負傷から約半年。ヴェローナシチーと挑む団野騎手は、再び手に入れたこのチャンスを活かすことはできるだろうか。

ハイキック熊田

〈著者プロフィール〉

ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

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