玉村麻衣子「簡単なのにあか抜ける『キレイの近道』」

効率時短メイク、6分で簡単キレイ!ファンデは顔の中心のみ、ビューラーは省略NG


「忙しい朝は一分一秒でもメイク時間を短縮したい」。そんな人も多いかと思います。しかし、ただメイクを“時短”しただけだと手抜き感のある仕上がりに見えることも……。時短できて、かつキレイに仕上げるには、各パーツ効率よくメイクするためのコツや時短アイテムを知っておくことが大切です。

 そこで今回は、美眉アドバイザー・玉村麻衣子が、6分で簡単キレイに仕上げる効率時短メイクをご紹介します。

1:ベースメイクはクッションファンデの「真ん中塗り」で小顔見せ

 大人の女性の場合、時短したいけど手抜きしたくないのがベースメイク。時短したいときは断然クッションタイプのファンデーションがおすすめ。コンパクト内のスポンジにリキッドタイプのファンデーションが染み込ませてあり、それを専用のパフにとってポンポンと顔にのせるだけ。手早く均一になじませることができ、今風の素肌っぽいツヤ肌に仕上がります。手も汚れないのでとても便利です。


 ここでもうひとつ時短ポイント。ファンデーションを塗るのは“顔の中心部分のみ”でOK! シミやクマなどのトラブルは顔の中心にあることがほとんどなので、中心部分のみカバーすれば時短でキレイに仕上げることができます。


 また、塗っていないフェイスラインや生え際がワントーン暗く影になり、自然な小顔効果も期待できます。ただし、日焼け止めやメイクアップベースは生え際まできっちりのせてください。

2:アイシャドウは「指のせ」で失敗なしのグラデーション

 アイメイクは「ビューラー」→「アイシャドウ」→「マスカラ」の順で行います。アイシャドウを塗った後にビューラーを使用すると、アイシャドウがよれてしまうこともあるので、ビューラーはアイメイクの最初に使用するのがおすすめ。

 時短メイクでビューラーを省く人もいますが、実はビューラーでまつ毛をカールさせる工程はとても大切。まつ毛をしっかり上げると、それだけでアイメイクしたように目が大きくパッチリして見えます。


 次にアイシャドウ。指を使ってのせると短時間で簡単キレイなグラデーションができます。おすすめはベージュ系のパレット。アイボリーのような明るく淡い色と、それよりやや濃い色の2色を使用します。


 まず淡い色を薬指にとり、指の腹を使ってまぶた全体にざっくり色をのせます。


 次に、やや濃い色を薬指にとり、指を横に寝かせ、まつ毛の生え際に沿って目尻~目頭を一往復させます。指の幅は濃い色をのせる理想の幅。そして指でなじませることで自然なグラデーションに仕上がります。


 この後、マスカラを塗布したらアイメイクは完成。ビューラーでしっかりまつ毛を上げておけば目がパッチリして見えるので、アイラインは省いてOK。


玉村麻衣子/美眉アドバイザー

 アイブロウの技術者資格保有。国内大手化粧品会社でのメイク・エステ講師、美容ライターを経て、現在は眉のスペシャリスト“美眉アドバイザー”として活動中。「骨格や筋肉に基づいたアイブロウデザイン」の提案や、ファッションやシーンに合わせたアイブロウメイクの描き換え法などを、ブログやセミナー、メディアでの執筆活動を通じて紹介している。著書に『目元で、美人の9割が決まる』(KADOKAWA)、『いつものコーデが見違える!美眉メイク&プチプラコーデの作り方』(株式会社オーバーラップ)などがある。39歳二児の母、趣味はプロレス観戦。

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