藤田商店社長・藤田田が米国マクドナルド社よりフランチャイズ権を獲得し、マクドナルド社と藤田商店との合弁会社・日本マクドナルドを設立。1971年、第1号店を「銀座三越」店内に開店した。77年以後、モータリゼーションに対応してドライブスルー型店舗やドライブイン型店舗を展開。日本の外食市場にファストフード業態を定着させた。さらに店員の業務をマニュアル化して業務の均質化を図った手法は、外食産業だけでなく小売業に広く普及した。95年にはハンバーガーの価格を値下げして、外食市場に低価格競争を引き起こした。24年時点で日本国内の店舗数は2950店。アメリカ、中国に次いで3番目に店舗数が多い。