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「人間並み」ペット用フィットネス登場!ピラティス、バランスボール、マッサージ…

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 近年、犬や猫などペットの肥満が問題となっている。飼い主が餌を与えすぎたり、室内飼育で運動不足になったりして、カロリーオーバーになってしまうことが原因だ。


 飼い主が意識してペットの体調管理を行わないと、すぐに肥満予備軍となってしまうケースが多い。そんな悩みを解消するため、大和ハウスグループのスポーツクラブNASは、新規事業として犬のフィットネスクラブ「わんわんフィットネス」を開始、第1号店を東京都稲城市にオープンした。フィットネス大手では、初めての試みとなる。

 日本の犬と猫の飼育頭数は2000万頭を超えるといわれており、15歳未満の子供の数の約1600万人を大きく上回っている。

 特に犬は、室内飼育の増加や飼い主の高齢化によって散歩などが十分に行われず、運動不足や肥満に悩まされるケースが増えている。その一方で、栄養バランスの取れたペットフードや医療の高度化などで犬の寿命が伸びているため、健康管理に対する関心は高まっている。

 NASは、こうした状況を踏まえて、犬のフィットネス事業を開始した。同社が提供するメニューは、主に以下の3つだ。

(1)水泳や水中ストレッチを行う「ウォーターエクササイズ」
(2)バランスボールやハードルなどで筋力を高める「エンジョイ アスレチック」
(3)血行や筋肉の緊張を改善する「ボディマッサージ」


 プロのインストラクターが、犬の年齢や体力、健康状態に合わせた適切な運動プログラムを提案してサポートする。

 サービス価格(いずれも税別)は、ウォーターエクササイズの水中ストレッチが30分6000円、バランスボール&ドッグピラティスのアスレチック運動が30分4000円、ボディマッサージは30分4000円だ。まさに人間並みのサービスといえる。

 「わんわんフィットネス」は「スポーツクラブNAS若葉台」に併設されており、NASはスポーツクラブ全体の会員数増加につなげる狙いだ。

 人間と同じように、ペットも肥満になるとさまざまな病気にかかりやすくなり、骨や関節のトラブル、心臓や肝臓などの機能、免疫力の低下などが懸念される。時間をかけて根気強くフィットネスに取り組む姿勢が必要だろう。
(文=中原宏実/経済ジャーナリスト)