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UNICORN JOURNAL CARBON CREDITS JOURNAL IVS JOURNAL ENERGY MANAGEMNT JOURNAL FaceBook X【12月】当サイト人気No.1証券会社
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SMBC日興証券の評判が気になるけど、実際のところどうなんだろう?

自分に合った証券会社なのか、客観的な意見を知りたい!
そんな疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、SMBC日興証券を実際に利用した28名のリアルな口コミを基に、その評判を徹底分析。この記事を読めば、あなたがSMBC日興証券を選ぶべきかどうかが明確になります。
まずは、この記事の結論から見ていきましょう。
【結論】SMBC日興証券ってどうなの?
IPO(新規公開株)の当選を本気で狙うなら、開設必須の証券会社
取引ツールや手数料はネット専業に劣るため、メイン利用には不向き
「IPO用サブ口座」として割り切って使うのが、最も賢い活用法
SMBC日興証券がおすすめの人とおすすめしない人
おすすめの人
IPO投資の当選確率を少しでも上げたい人
dポイントを貯めており、ポイントで投資を始めてみたい人
手数料より、対面での手厚いサポートや大手ならではの安心感を重視する人
おすすめしない人
スマホアプリやPCツールで、サクサク快適に取引したい人
1円でも手数料を安く抑えたい、コスト最優先の人
少額の取引を頻繁に行う、デイトレードが中心の人
では、なぜこのような結論に至ったのか。利用者のリアルな声から、その理由を一つひとつ見ていきましょう。

非常に満足
9件(64.3%)

満足
0件(0%)

普通
2件(14.3%)

やや不満
3件(21.4%)

不満
0件(0%)
口コミ・評判の項目別評価
AIによる口コミ要約
AIによって全ての口コミを要約しています。受講日の新しい口コミを優先的に参考にしていますが、口コミ投稿日と比べて内容がアップデートされている可能性があるため、必ず公式HPで確認してください。
dポイントを使って100円から株が買える「日興フロッギー」がユニーク。
IPOの主幹事実績が豊富で、当選のチャンスが多い。
SMBCグループとしての信頼性が高く、質の高いアナリストレポートが強み。
必要に応じて全国の支店で対面サポートを受けられる。
ネット証券と比較すると手数料は割高。
取引ツールやアプリの操作性が直感的でない、使いにくいという意見がある。
-個目を表示 / 個中
SMBC日興証券の利用者28名から寄せられた口コミを分析したところ、全体の71.4%がサービス内容に満足しているポジティブな意見でした。
利用者からは、特に以下の3つのポイントが高く評価されています。
IPO(新規公開株)の主幹事実績が多く、当選に期待が持てる
大手ならではの安心感と、手厚い対面・電話サポート
dポイントを貯めたり、使ったりできるお得なサービス
本章では、これらの良い口コミ・評判について、利用者のリアルな声とともに詳しく見ていきましょう。
傾向1:IPO(新規公開株)の主幹事実績が多く、当選に期待が持てる
口コミ分析で最も多くの利用者から言及があったのが、「IPO(新規公開株)」に関する評価です。SMBC日興証券は当選確率が高いとされる「主幹事」を務める案件が豊富なため、「IPO投資をするなら必須の口座」という声が多く聞かれました。

SMBC日興証券 取扱商品
⭐️⭐️ 2.0
IPO取扱実績が豊富、NISA対象商品が充実、米国株2,000銘柄以上対応、少額投資から可能という点は明確に他と違う良い点であるが
オンライン取引が複雑なことや手数料が高いこと、またキャンペーンなどが少なめで取扱商品の選択肢が限定的であることはウィークポイントであると感じる。
ショー:25-29歳 / 男性 / 単身世帯
口座利用状況:メイン / 推奨度:2.5/5(検討派)
会社員(正社員) / 運用資産:1円-100万円未満
投資経験:1-3年未満 / 投資スタイル:長期保有
投資目的:NISA
投稿日:2025/06/17

SMBC日興証券 取扱商品
⭐️⭐️⭐️⭐️ 4.0
良かった点: 国内外の株式、投資信託、債券、IPO、NISA、iDeCoまで幅広く対応しており、信頼性の高い商品ラインナップを誇る。特に債券や仕組債の取り扱いが充実。
不安点: 外国株式の種類は他のネット証券に比べるとやや限定的で、海外個別株の選択肢は少なめ。
カイ:25-29歳 / 男性 / 単身世帯
口座利用状況:休眠 / 推奨度:5/5(推奨派)
会社員(正社員) / 運用資産:500-1,000万円未満
投資経験:1-3年未満 / 投資スタイル:中期保有
投資目的:NISA
投稿日:2025/07/06
実際に、SMBC日興証券は主要な証券会社の中でもIPOの引受実績がトップクラスです。特に、割当株数が多く当選確率が高いとされる「主幹事」の実績は豊富で、2024年には全52社のIPO案件のうち、23社で主幹事を務めました。(2024年通期実績)
この実績から、多くの投資家がIPOの当選確率を少しでも上げるための重要な口座として、SMBC日興証券を活用していることが分かります。
傾向2:大手ならではの安心感と、手厚い対面・電話サポート
大手金融グループならではの「安心感」や、いざという時に頼れる「サポート体制」も、長年の実績を持つSMBC日興証券ならではの強みです。特に、じっくり相談しながら投資を進めたい経験豊富な方から高く評価されていました。

SMBC日興証券 システム安定性
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 5.0
良かった点: 大手金融グループならではの堅牢な基盤で、大きなシステム障害は少なく、安心して取引できる。
不安点: アクセス集中時に一部遅延の報告があるほか、アプリ間の連携が不十分で、操作にタイムラグが生じることも。
カイ:25-29歳 / 男性 / 単身世帯
口座利用状況:休眠 / 推奨度:5/5(推奨派)
会社員(正社員) / 運用資産:500-1,000万円未満
投資経験:1-3年未満 / 投資スタイル:中期保有
投資目的:NISA
投稿日:2025/07/06
SMBC日興証券には、インターネットでの取引が中心の「ダイレクトコース」と、全国の店舗で担当者からアドバイスを受けられる「総合コース」の2種類があります。口コミにあるような手厚いサポートは、主に「総合コース」で提供されるサービスです。
ネット証券の手軽さだけでなく、プロに相談できる安心感も欲しいという方は、総合コースの利用を検討してみるのも良いでしょう。
傾向3:dポイントを貯めたり、使ったりできるお得なサービス
IPOや手厚いサポートといった伝統的な強みに加え、近年は「dポイント」との連携サービスも新たな魅力として評価されています。日常で貯めたポイントを投資に回せる手軽さが、投資のハードルを下げています。

SMBC日興証券 手数料
⭐️⭐️⭐️ 3.0
日興フロッギーにて、dポイントを使って投資しています。メインの運用ではないので、適当にキンカブを買っています。購入は無料ですが、売却に手数料がかかるのがネックです。
アイピソ:40-44歳 / 男性 / 子育て世帯
口座利用状況:サブ / 推奨度:1.5/5(検討派)
公務員 / 運用資産:500-1,000万円未満
投資経験:10-20年未満 / 投資スタイル:長期保有
投資目的:生活費・副収入 / 家族へ資産を残すため / インカム収入
投稿日:2025/06/16
SMBC日興証券では、毎月の取引実績に応じてdポイントが貯まるほか、日興フロッギーというサービスを使えば、貯まったdポイントを1pt=1円として株式の買付代金に利用できます。普段からdポイントを貯めている方にとっては、現金を使わずに投資を始められる大きなメリットです。
良い口コミがある一方で、改善を求める厳しい意見が見られたのも事実です。分析によると、ネガティブな口コミは全体の21.4%を占め、そのほとんどが投資経験1~3年のライト層から寄せられていました。
特に不満の声が集中していたのは、以下の3つのポイントです。
取引アプリ・ツールが使いにくい、動作が重い
他のネット証券と比べると手数料が割高
ダイレクトコースなのに営業の電話がかかってくることがある
本章では、これらの気になる口コミ・評判の真相を、利用者の声と共に深掘りします。
傾向1:取引アプリ・ツールが使いにくい、動作が重い
今回の調査で、最も多くの利用者から不満の声が挙がったのが、取引アプリやツールの使い勝手です。特に、他の主要ネット証券のアプリ利用経験がある方からは、「操作が直感的でない」「動作が重い」といった厳しい意見が見られました。

SMBC日興証券 スマホアプリ
⭐️⭐️⭐️ 3.0
良い点: アプリで手軽に取引が可能、リアルタイムの株価更新、直感的な操作性 、わずかな隙間時間に確認できること
悪い点: 一部機能がPC版より制限されている、動作やレスポンスが重いことがある、詳細な分析ツールが少なく感じる。
ショー:25-29歳 / 男性 / 単身世帯
口座利用状況:メイン / 推奨度:2.5/5(検討派)
会社員(正社員) / 運用資産:1円-100万円未満
投資経験:1-3年未満 / 投資スタイル:長期保有
投資目的:NISA
投稿日:2025/06/17

SMBC日興証券 システム安定性
⭐️⭐️ 2.0
サイトやアプリの操作性が悪く、使いづらい。システムの不具合、挙動、レスポンスが重い。特にスマホアプリ版は本当に重い。
ショー:25-29歳 / 男性 / 単身世帯
口座利用状況:メイン / 推奨度:2.5/5(検討派)
会社員(正社員) / 運用資産:1円-100万円未満
投資経験:1-3年未満 / 投資スタイル:長期保有
投資目的:NISA
投稿日:2025/06/17
実際に、SMBC日興証券の取引ツールは、機能の豊富さやUIデザインの洗練度において、SBI証券や楽天証券といったネット専業証券に追いついていない面があるのは否めません。アプリストアのレビューを見ても、「画面遷移が多い」「起動に時間がかかる」といった指摘が散見されます。
日常的に何度も取引を行う方や、スマホでのスムーズな操作性を最優先するユーザーにとって、この点が大きなデメリットになり得るでしょう。
傾向2:他のネット証券と比べると手数料が割高
ツールの使い勝手と並んで不満が見られたのが、取引手数料です。近年、手数料の無料化を進めるネット証券が増えている中で、SMBC日興証券の手数料体系は相対的に割高だと感じる利用者が多いのが実情です。

SMBC日興証券 手数料
⭐️⭐️ 2.0
良かった点:dポイント活用可能、AI投資サポート充実で技術に触れることができる、少額投資対応、IPO取扱実績豊富
悪かった点:手数料高めに感じる、アプリのUIが直感的で無く使いづらい、取引選択肢少ない、公式サイトのUIもひどい、ユーザビリティを感じない。
ショー:25-29歳 / 男性 / 単身世帯
口座利用状況:メイン / 推奨度:2.5/5(検討派)
会社員(正社員) / 運用資産:1円-100万円未満
投資経験:1-3年未満 / 投資スタイル:長期保有
投資目的:NISA
投稿日:2025/06/17
SMBC日興証券のダイレクトコース(ネット取引)では、国内株式の現物取引において、約定代金30万円まで275円(税込)の手数料がかかります。一方で、SBI証券や楽天証券では特定の条件を満たすと手数料が0円になるプランが主流です。この差が、利用者にとっての「割高感」に繋がっていると考えられます。
少額の取引を頻繁に行う投資スタイルの場合、手数料が積み重なってコスト負担が大きくなる可能性があるため、注意が必要です。
傾向3:ダイレクトコースなのに営業の電話がかかってくることがある
多くはありませんでしたが、見過ごせない意見として「営業電話」に関する口コミがありました。インターネットでの取引を基本とする「ダイレクトコース」を選択しているにもかかわらず、担当者から営業の電話がかかってくるケースがあるようです。
ダイレクトコースは、基本的には自己判断で取引を行うコースですが、口座の利用状況などに応じて、キャンペーンの案内や商品の提案といった目的で証券会社側から連絡が入る場合があります。自分のペースで静かに取引を進めたい方にとっては、こうした想定外の連絡がストレスになる可能性がある点は、心に留めておくと良いでしょう。
利用者のリアルな声から見えてきたSMBC日興証券の強み。本章ではその中から、「これは他社にはない、大きなメリットだ」と判断した3つのポイントを厳選し、その活用法とともに徹底解説します。
おすすめポイント1:圧倒的な「主幹事」実績で、IPO当選が本気で狙える
SMBC日興証券の最大の魅力は、何と言っても「IPO(新規公開株)」の当選期待度の高さにあります。重要なのは単に取扱数が多いことではありません。当選確率に直結する「主幹事」の実績が圧倒的に豊富である点こそ、専門家が最も評価するポイントです。
IPO株は、上場前に公募価格で購入し、上場後の初値で売却することで利益が狙える可能性がありますが、そのためには抽選に当選しなければなりません。この抽選の鍵を握るのが「主幹事証券」の存在です。
主幹事証券は、企業が上場する際に中心的な役割を担い、売り出される株式の80%以上を引き受けることが多くあります。つまり、主幹事証券から申し込むことが、IPO当選への一番の近道なのです。
SMBC日興証券は、この主幹事実績が極めて豊富です。2024年には全IPO案件52社のうち、23社で主幹事を務めました。(2024年通期実績)これは主要証券会社の中でもトップクラスの実績であり、それだけ当選のチャンスが多いことを意味します。
結論として、IPOで利益を出すことを考えるなら、SMBC日興証券の口座は“持っているのが当たり前”と言えるほど重要です。普段使いのメイン口座が他にある方でも、IPOの申し込み専用のサブ口座として必ず開設しておくことをおすすめします。
おすすめポイント2:dポイント連携で実現する「現金を使わない投資」
「投資を始めたいけど、まとまったお金がない」「いきなり現金を使うのは少し怖い」と感じる方は少なくありません。そんな投資初心者の第一歩を力強く後押ししてくれるのが、SMBC日興証券のdポイント連携サービスです。
SMBC日興証券の独自サービス「日興フロッギー」では、有名企業の株式などを100円から金額指定で購入できます。そして、この買付代金にdポイントを1ポイント=1円として利用できるため、実質的に「現金を使わずに」株式投資を始められるのです。
普段の買い物などで貯まったポイントで投資できるため、心理的な負担は非常に軽いでしょう。もし株価が値下がりしたとしても、現金が直接減るわけではないので、投資の“痛み”を感じることなく、リアルな経済の動きを学ぶことができます。
まずはドコモの利用や街の買い物で貯めたdポイントを使って、好きな企業の株を100円分だけ買ってみてはいかがでしょうか。この“お試し体験”を通じて、株価が動く感覚や経済ニュースへの関心の高まりを実感できれば、本格的な投資へのスムーズなステップアップに繋がるはずです。
おすすめポイント3:人生100年時代に頼れる「対面での資産相談」
手数料の安さや手軽さばかりが注目されがちな証券会社選びですが、人生100年時代における長期的な資産形成を考えたとき、「誰に相談できるか」という視点も非常に重要になります。その点で、SMBC日興証券の対面サポートは、ネット証券にはない大きな価値を提供します。
SMBC日興証券の「総合コース」では、全国の店舗で、専門知識を持つ担当者に直接相談することが可能です。例えば、退職金の運用プランニングや、NISA・iDeCoを含めたポートフォリオの提案、相続や贈与に関する相談など、ネットの情報だけでは解決が難しい複雑な悩みにも、顔の見える相手が親身に対応してくれます。
もちろん、手厚いサポートが受けられる分、「総合コース」はネット取引中心の「ダイレクトコース」に比べて手数料が割高になります。しかし、コストを支払ってでも、専門家による安心感と質の高いアドバイスを得たいと考える方にとって、総合コースは非常に頼りになるパートナーとなるでしょう。
ここまでSMBC日興証券の気になる評判を見てきましたが、大切なのはデメリットを理解した上で、それをどう回避し、賢く付き合っていくかです。
本章では、3つの課題それぞれに対する具体的な対策と、最適な使い分けの例を解説します。
対策1:取引ツールは「短期売買」を避け、「目的を絞った利用」で乗り切る
SMBC日興証券のツールが「使いにくい」と感じられる背景には、伝統的に対面営業を主軸としてきた歴史があり、ツールの開発・改善スピードがUI/UXの最適化を最優先するネット専業証券に追いついていないという側面があります。そのため、1日に何度もチャートを見ながら売買を繰り返すような短期トレーダーにとっては、操作性がストレスになる可能性は否めません。
この課題に対する最も効果的な回避策は、「頻繁に操作する必要がない取引」に用途を絞ることです。例えば、一度設定すればあとは基本的に保有し続ける「NISAでの長期投資」や、申し込みと当選後の売却の時だけ操作すればよい「IPO投資」に利用を限定すれば、ツールの使い勝手に悩まされる機会は大幅に減るでしょう。
賢い使い分け例
日常的な株式売買やデイトレード:アプリの評価が高いSBI証券や楽天証券に任せる。
SMBC日興証券:「IPOの申し込みと当選後の売却専用」、あるいは「NISAで買ったまま長く保有する銘柄用」と割り切って使い分けるのが、双方のメリットを最大化する賢い選択です。
対策2:手数料は「取引のやり方」を工夫して、コストを最小限に抑える
手数料が割高に感じられるリスクは、特に1回数万円程度の少額取引を、月に何度も繰り返すようなスタイルで顕在化します。取引のたびに数百円の手数料が積み重なり、せっかくの利益を圧迫してしまう可能性があるため注意が必要です。
この対策としては、2つのアプローチが有効です。一つは、SMBC日興証券の強みでもある「dポイントを使ったキンカブでの買付」を積極的に活用すること。この方法なら買付手数料が無料なので、コストを気にする必要がありません。もう一つは、単純に取引の回数をまとめることです。少額で何度も取引するのではなく、ある程度まとまった金額で取引回数を少なくするだけでも、トータルの手数料負担は大きく変わります。
賢い使い分け例
毎月コツコツ積み立てたい投資信託や少額の株式投資:手数料無料プランが充実しているネット証券で行う。
SMBC日興証券:「dポイントが貯まったらキンカブで買い増しする」ルールにしたり、「IPOに当選した時だけ使う」と割り切ったりすることで、手数料のデメリットをほぼ回避できます。
対策3:営業電話は「最初の意思表示」で、自分のペースを守る
ネット専用のダイレクトコースを選んでいても営業電話がかかってくることがあるのは、証券会社側が顧客との関係構築や有益な情報提供を目的とした、営業活動の一環と捉えているためです。しかし、「自分のペースで静かに取引したい」と考える方にとっては、この方針のミスマッチがストレスの原因になり得ます。
最もシンプルで効果的な対策は、「今後の連絡は不要である旨を、はっきりと伝えること」です。もし電話があった際に、「今後のご案内はメールでお願いします」「お電話での案内は結構です」などと最初の段階で明確に意思表示をすれば、その後しつこく連絡が来る可能性は低いでしょう。
これは「使い分け」というより「心構え」の問題です。「もし電話があっても、不要なら断ればよい」と事前に理解しておけば、過度に身構える必要はありません。その上で、少しの営業電話も絶対に避けたいと考えるならば、対面サービスを持たない完全なネット専業証券を選ぶというのも一つの判断です。
SMBC日興証券はIPOや対面サポートに強みがある一方で、「手数料の高さ」や「取引ツールの使い勝手」に不満を感じる方もいらっしゃるでしょう。もしご自身の投資スタイルと合わないと感じた場合、無理に使い続ける必要はありません。
ここでは、SMBC日興証券の主なデメリットを解消できる、具体的な代替証券会社を実際の利用者の声を基にご紹介します。
タイプ | 不満理由 | 乗り換え候補 |
|---|---|---|
取引コストを最重視する人 | ネット専業証券に比べて取引手数料が割高に感じる | SBI証券 |
アプリやツールで快適に取引したい人 | アプリやPCツールのUI/UXが古く、直感的に操作しづらい | 楽天証券 |
このように、証券会社ごとに強みや特徴は大きく異なります。SMBC日興証券が合わないと感じた場合でも、ご自身の不満点を解消できる証券会社は必ず見つかります。上記の表を参考に、ご自身の投資スタイルに最適なパートナーを探してみてください。
ここまで解説してきたSMBC日興証券のメリットとデメリットを、一覧で確認できるよう早見表にまとめました。ご自身が重視するポイントと照らし合わせ、利用を判断する際の参考にしてください。
メリット | デメリット |
|---|---|
IPOの主幹事実績が豊富で当選期待度が高い | 取引アプリやPCツールの操作性が低い |
dポイントで株の売買ができる(日興フロッギー) | ネット専業証券に比べて取引手数料が割高 |
大手金融グループとしての安心感がある | ネット専用コースでも営業電話の可能性がある |
担当者による手厚い対面サポートを受けられる(総合コース) |
このように、SMBC日興証券は「IPOの強み」や「対面サポートの手厚さ」といった他社にはないメリットがある一方で、「ツールの使い勝手」や「手数料」といった日常的な利便性の面で課題を抱えています。ご自身の投資スタイルにおいて、これらのメリットがデメリットを上回ると感じるかどうかが、選択の大きなポイントとなるでしょう。
ここでは、SMBC日興証券の基本的な会社情報や、サービスの詳細なスペックについて見ていきましょう。
SMBC日興証券の特徴
SMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)の中核を担う証券会社です。100年以上の歴史を持つ旧日興コーディアル証券を前身とし、長年の実績を誇る日本を代表する総合証券会社の一つです。
大きな特徴は、伝統的な「対面証券」としての強固な基盤と、個人投資家向けの「ネット証券」としての利便性を併せ持っている点です。全国に広がる店舗網では専門スタッフによるコンサルティングを受けられる一方、インターネット取引専用の「ダイレクトコース」では、本記事で解説してきたIPOやdポイント連携といったユニークなサービスを展開しています。
この「総合証券の信頼性」と「ネット証券の独自性」を両立している点が、SMBC日興証券の最大の強みです。
SMBC日興証券の詳細情報
SMBC日興証券の主要なサービスに関する具体的な情報をまとめました。他社と比較検討する際の参考にしてください。
口座開設数(単位万) | IPO抽選方式 | 申込時 資金拘束 | 2024年 IPO主幹事件数 | 2024年 IPO取扱件数 |
|---|---|---|---|---|
約399万 | 平等抽選方式:10% | 23 | 52 |
1約定制 | 1日定額制 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1約定制 10万円 | 1約定制 30万円 | 1約定制 50万円 | 1約定制 100万円 | 1約定制 300万円 | 1約定制 500万円 | 1日定額制 10万円 | 1日定額制 30万円 | 1日定額制 50万円 | 1日定額制 100万円 | 1日定額制 300万円 | 1日定額制 500万円 |
137円 | 275円 | 440円 | 880円 | 3,300円 | 4,950円 | ||||||
国内株式 | 外国株式 | 投資信託 | NISA | iDeCo | 債権 | FX / CFD | 先物・オプション | ||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国内株式 取扱銘柄数 | 国内株式 一般信用(売建) | 国内株式 ETF | 国内株式 REIT | 国内株式 S株(単元未満株) | 国内株式 PTS夜間 | 国内株式 2024年 | 国内株式 2024年 | 外国株式 米国株式 | 外国株式 米国ETF | 外国株式 中国株式 | 外国株式 韓国株式 | 外国株式 ロシア株式 | 外国株式 ベトナム株式 | 外国株式 その他 外国株式 | 投資信託 投信総本数 | 投資信託 ノーロード投信本数 | NISA つみたてNISA本数 | NISA 新NISA成長枠本数 | iDeCo 商品本数 | 債権 国内債券 | 債権 外国債券 | FX / CFD ペア | FX / CFD CFD指数 | FX / CFD CFD商品 | FX / CFD CFD株式 | 先物・オプション 指数先物 | 先物・オプション 指数オプション |
約4,054 | 約1,800 | 355 | 57 | キンカブ(100円~) | 23 | 52 | 1,139 | 487 | 156 | 530 | |||||||||||||||||
PC向け取引ツールの種類と主要機能 | スマホアプリの評価 | 時間外取引 / PTS 対応 | 自動積立機能 | API提供 / システム連携可否 |
|---|---|---|---|---|
日興イージートレード(ブラウザ) Power Trader(インストール) | ★3.2 / 20万+DL / 2025-06-25 | 投信つみたてプラン ※銀行振替 | 公開API |
認証方式 | 不正出金補償上限 | システム障害公開ポリシーと直近の障害件数 | 預り資産分別管理・信託保全先 |
|---|---|---|---|
ID+PW SMS・メール OTP | 個別補償(上限非公表) | 公開ページ有・0 件 | 信託銀行 |
SMBC日興証券のメリット・デメリットを理解し、利用したいと感じたら、さっそく口座開設に進みましょう。ここでは、申し込みから取引開始までの具体的な流れを2つのステップで解説します。
口座開設の手順
口座開設は、スマートフォンやPCからオンラインで簡単に申し込むことができます。特に、スマホだけで本人確認まで完結する「かんたん口座開設」で公的個人認証またはスマホでかんたん顔認証を利用すれば、郵送物のやり取りが不要で、最短即日で取引を開始できます。
【口座開設に必要なもの】
手続きをスムーズに進めるため、事前に以下のいずれかの組み合わせで書類をご用意ください。
マイナンバーカード
通知カード+運転免許証
まずはSMBC日興証券の公式サイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをタップします。メールアドレスを登録すると、申し込み手続き用のURLが記載されたメールが届きますので、そちらから申し込みページに進みます。
画面の案内に沿って、氏名、住所、職業、投資経験といった必要事項を入力していきます。特に難しい項目はありませんので、落ち着いて入力しましょう。
本人確認書類の提出方法を選択します。ここでは、スピーディに手続きが完了する「かんたん口座開設(スマホで本人確認)」を選択するのがおすすめです。
「かんたん口座開設」を選択すると、スマートフォンのカメラが起動します。画面の指示に従って、用意した本人確認書類(マイナンバーカードまたは運転免許証)と、ご自身の顔写真を撮影します。
申し込み内容に基づきSMBC日興証券で審査が行われ、完了するとメールで通知が届きます。その後、口座番号やパスワードが記載された案内が届けば、口座開設は完了です。
入金方法
口座開設が完了したら、次は取引に使う資金を入金します。SMBC日興証券では、主に以下の3つの入金方法が用意されています。
1.バンク&トレード(即時入金サービス)【おすすめ!】
三井住友銀行の普通預金口座から、手数料無料でリアルタイムに証券口座へ入金できる専用サービスです。三井住友銀行の口座をお持ちの方には最もスピーディで便利な方法です。
2.インターネット決済サービス
提携金融機関のインターネットバンキングを利用して入金する方法です。三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、PayPay銀行、ゆうちょ銀行に対応しており、それぞれ手数料無料でご利用いただけます。
3.投信つみたてプラン(自動積立)
毎月決まった日に、指定した金融機関の口座から自動で引き落として投資信託を購入する方法です。投資信託の積立など、毎月コツコツと投資を続けたい場合に便利な機能です。
これまで見てきた通り、SMBC日興証券は、ネット専業証券に比べて手数料が割高で、取引ツールも決して使いやすいとは言えません。
しかし、そのデメリットを補って余りあるのが、他社を圧倒するIPOの主幹事実績です。したがって、SMBC日興証券は、日常的な取引の利便性よりも「IPOに当選するチャンス」という一点に価値を見出すことができる、目的志向の投資家にこそ最適な証券会社と言えるでしょう。
普段は手数料の安いネット証券をメインで使いつつ、IPOの抽選専用のサブ口座としてSMBC日興証券を併用するのが、最も賢く、そして効果的な活用法です。このユニークな強みを、ぜひあなたの資産形成に役立ててください。
SMBC日興証券の利用を検討する中で、様々な疑問や不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、そうした疑問や不安にお答えできるよう、気になる点も含めて、よくあるご質問とその回答をまとめました。
SMBC日興証券の「デメリット」は何ですか?
結論:主に「ネット専業証券と比較した場合の取引手数料」と「取引ツールの操作性」がデメリットとして挙げられます。
本記事の口コミ分析でも明らかになった通り、SMBC日興証券の主なデメリットは2つです。1つ目は、SBI証券や楽天証券などが提供する手数料無料プランと比較すると、取引手数料が割高に感じられる点。2つ目は、多機能なネット証券のアプリに慣れたユーザーから「UIが古い」「操作が直感的でない」といった取引ツールの使い勝手に関する指摘がある点です。
これらのデメリットがご自身の投資スタイルにどの程度影響するか、事前に確認しておくことが後悔しないためのポイントです。
※参考URL
SMBC日興証券 「ダイレクトコース」
SMBC日興証券は「評判が悪い」のでしょうか?
結論:一部で悪い評判もありますが、「IPOに強い」「サポートが手厚い」といった良い評判も数多くあります。
「評判が悪い」という声は、主に前述した「手数料」や「ツール」に関するものが中心です。しかし、一方で「主幹事案件が多く、IPOが当選しやすい」「担当者のサポートが親身で安心できる」といった、他の証券会社にはない強みを高く評価する声も多数寄せられています。
特にIPO投資の当選確率を上げたい方や、専門家と相談しながらじっくり資産形成に取り組みたい方にとっては、非常に評価の高い証券会社と言えます。ご自身が何を重視するかによって評価は変わるため、多角的な視点で判断することが大切です。
「最悪」「使いにくい」という声も聞きますが、何が原因ですか?
結論:主に「取引ツール」の操作性に対する不満が原因と考えられます。
「最悪」「使いにくい」といった厳しい意見は、特に日常的に取引を行うユーザーからの、取引アプリやPCツールの操作性に対する評価に起因することが多いです。ネット専業証券の洗練されたUI/UXに慣れていると、画面遷移の多さや動作の重さがストレスに感じられる場合があります。
特に、一瞬の判断が求められる短期トレーダーにとっては、この操作性の問題が「最悪」という評価に繋がりやすいようです。長期保有目的など、ツールの利用頻度が低い方にとっては、影響は限定的かもしれません。
「手数料が高い」「隠れコスト」があるというのは本当ですか?
結論:手数料はネット専業証券より高めですが、コース選択によるものであり、不透明な「隠れコスト」はありません。
手数料が高いと感じられる主な理由は、SBI証券や楽天証券が手数料無料化を進めているのに対し、SMBC日興証券のダイレクトコースでは取引ごとに手数料が発生するためです。また、担当者がつく「総合コース」は、サポートが手厚い分、ダイレクトコースより手数料が高く設定されています。
これらの手数料は公式サイトで明確に公開されており、不透明な「隠れコスト」が存在するわけではありません。ご自身の利用したいサービス内容と、それに見合うコストであるかを事前に確認することが重要です。
※参考URL
SMBC日興証券 「コースのご案内」
「出金できない」ことがあると聞いたのですが?
結論:通常、手続きに不備がなければ「出金できない」という事態は起こりません。
正規の金融機関であるSMBC日興証券で、正当な理由なく出金が拒否されることはありません。「出金できない」場合、考えられる原因としては、出金先口座情報の入力ミス、出金可能額を超えた金額の指定、システムメンテナンス時間中の手続きなどが挙げられます。
また、株式などを売却した場合、その代金が証券口座に反映されるまでには数営業日(例:約定日から起算して3営業日目)かかります。この期間中は、売却代金を出金することはできません。問題が解決しない場合は、サポートセンターに問い合わせることで原因を確認できます。
※参考URL
SMBC日興証券「出金について」
「強制ロスカット」や「融資制限」はありますか?
結論:はい、信用取引やFXなどレバレッジ取引には、投資家保護のための業界共通ルールとして存在します。
「強制ロスカット」や「融資制限」は、信用取引やFXのように、自己資金以上の金額を取引する(レバレッジをかける)際に適用されるルールです。これは、相場の急変動によって投資家が想定以上の損失を被ることを防ぐための、投資家保護を目的とした制度であり、SMBC日興証券に限らず全ての証券会社で定められています。
現物取引のみを行っている場合には、これらのルールは適用されません。
※参考URL
日本取引所グループ「信用取引のしくみ」
投資をしていて「辛い」と感じることはありますか?
結論:投資による資産の増減は誰にでも起こり得ますが、少額投資や情報サービスでリスクを軽減できます。
投資は自己責任であり、市場の変動によって資産が減少し、「辛い」と感じる可能性は誰にでもあります。SMBC日興証券では、こうした精神的な負担を和らげるためのサービスも提供されています。
例えば、「日興フロッギー」を利用すれば100円からの少額投資が可能で、dポイントを使った投資もできます。まずは小さな金額から始め、投資に慣れていくことができます。また、専門家によるマーケットレポートや分析情報を参考にすることで、冷静な投資判断の助けとすることも可能です。
※参考URL
SMBC日興証券「日興フロッギー」
会社名 | |
|---|---|
本社所在地 | 〒100-8325 東京都千代田区丸の内3-3-1 |
電話番号 | 03-5644-3111 |
設立年 | 2009年6月15日 |
資本金 | 135,000百万円 |
登録番号 | 関東財務局長(金商)第2251号 |
金融商品取引業の種別 | 第一種金融商品取引業 |
加入協会 |
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【一次情報】
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