ビックカメラとユニクロ、「ビックロ」で国内需要を喚起、「新宿の新名所」が9月27日オープン – BCN Bizline(9月12日)
SNSを始めとして、各所でも話題となっているこのコラボレーション。地下3階、地上8階のビルのうち、地上1〜3階部分がユニクロ、そのほかがビックカメラの担当となる。暖房器具コーナーでヒートテックも販売するなど、売り場での連携も行いながら、シナジー効果を生み出したい考えだ。ビックカメラの宮島社長によれば、ビックロのコンセプトは『素晴らしいゴチャゴチャ感』。「家電とファッションを組み合わせて新しい需要を開拓する」と鼻息は荒い。また、ユニクロの柳井会長は「外国人観光客が必ず来店して商品を購入する店舗を目指す」と意気込む。同店初年度の売上目標は500億円とのことだ。
ビックカメラ/8月の売上高20.9%減 – 流通ニュース(9月10日)
日本の家電メーカーの不振が取り沙汰されているが、家電量販店もそのあおりを受けている。地デジへの移行でテレビの買い換えが進んだ2011年8月と比較して、ビックカメラの売上高は20.9%減と発表された。家電部門の売上は10%の増加だったものの、AV関連商品、情報家電の部門で売上が減少したことが原因だ。今年に入って11年比10%以上の売上高減少が続いている同社。ビックロへの展開を見ると、この嫌な流れを断ち切りたいという意図も見え隠れしている。
ビックカメラがコジマと資本業務提携、約141億円で買収し業界2位に - 財経新聞(5月11日)
今年5月、ビックカメラはコジマ電機を141億円で買収し、その傘下に納めた。コジマの郊外型店舗を手中に収めることによって、グループ全体の売上高が1兆円規模に拡大し、業界第2位となる。一方、ビックカメラと資本提携関係にあるベスト電器は、今年7月に業界トップのヤマダ電機との提携を発表。ビックとの提携解消を申し入れていることが発表された。ここ数年加速する家電業界再編の波。この動きに失敗すれば、ビックカメラといえども、生き馬の目を抜く家電業界の骸と成り果ててしまうかもしれない。