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「警告文送付」またブラック企業報道のユニクロ、ワタミと、超ホワイト企業はなまるうどん

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 長時間労働やパワハラなどによって、労働者をうつ病や過労死に追い込むブラック企業。近年、このブラック企業に対する批判の目が強まっている。

糸井重里「ブラック企業が生まれる理由」 糸井さんと、これからの働き方を考えてみた(下) ー 東洋経済オンライン(6月14日)

 先日、パルコミュージアムで「はたらきたい展。」を開催したほぼ日刊イトイ新聞・糸井重里が、仕事観についての哲学を語る中で、ブラック企業についても言及している。

「ブラックになるのは、やっぱり稼ぎ方がまだ見えてないから」と糸井。デザイン事務所を例に「どうやって稼ぐかをわかって、仕事の配分を上手にしていけば、あんなにブラックにする必要はない」「社長もそこで働く人も、両方が気の毒」と語る。楽しく働くためには、社長がしっかりと商売を回さなければならないという。

 本やグッズなどの販売で利益をあげているほぼ日。相場よりも高い価格設定ながら「お客さんがおカネを払いたくてしょうがないものをつく」るというスタンスで商品を開発。それを支えるのが糸井の「ものを買う人が、『もっと安ければ買うのに』っていうときって、たとえ安くても買わないですよ」という考え方だ。

 うーん、ほぼ日で働きたい……。

ユニクロ『ブラック企業』著者に「警告」 「違法な論評など2度となされませんよう…」 ー J-CASTニュース(6月11日)

 そんなほぼ日からも著書を出していながらも、ブラック企業の悪名を轟かせているのが、ファーストリテイリング社の柳井正氏。

 このファーストリテイリング社が、ブラック企業の構造を解き明かした『ブラック企業 日本を食いつぶす怪物』(文春新書)の著者・今野春貴氏に対して「警告文」を送っていたことが明らかになっている。

 「超大手の衣料品販売業で、グローバル企業を標榜しているX社」の社員に取材しながら、自著を記した今野氏。しかし、3月27日に今野氏のもとにファーストリテイリング社から送付された文書には「X社がユニクロを指すことは明らか」「通告人会社らに対する虚偽の事実の適示や違法な論評などを二度となされませんよう警告申し上げます」と記されていた。

 この警告文を受け、出版社ではなく著者を狙い撃ちする姿勢に憤る今野氏。朝日新聞や他の週刊誌ではファーストリテイリング社の実名を上げ報道しているにもかかわらず、「X社」と名前を伏せた今野氏に対して「脅し」ともとれる行動に出るファーストリテイリング社の狙いはいったい何なのだろうか……?

渡辺美樹理事長の学校法人 生徒に反省文100枚書かせるなどして退学者続出 ー 週刊文春WEB(6月19日)

 6月に入り、毎週ワタミのブラック企業ぶりを暴いている週刊文春。社内文書に記載された「365日24時間死ぬまで働け」の文字、介護事業で事故を起こしてしまった被害者遺族に対して渡邉美樹会長の「1億欲しいのか」というコメント、ワタミが運営する郁文館夢学園の「問題を起こした生徒に対しては、400字詰め原稿用紙100枚の反省文」「2年間で100人弱の教員のうち30人が退職」という事実など、常識では考えられないワタミの内幕を暴いている。

 渡邊会長は今夏の参院選に自民党比例区から出馬予定。いったい、彼が国政に進出すれば、日本にはどんな未来が待っているのだろうか……。

『はなまるうどん』がホワイト企業すぎる件 「面接官のほうから面接に来てくれる場合アリ」「他のうどん店を紹介」など ー ロケットニュース24(6月10日)

 だが、「チェーン店なんてブラックばかり……」と絶望していたら大間違いのようだ。ロケットニュースの記事によれば、讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」は超“ホワイト”企業だという。

BusinessJournal編集部

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