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「脱・日本市場!」日本の自動車業界は世界で復活できるか?

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post_191.jpg電気自動車の普及が日本経済を復活に導く?「Thinkstock」より
 5月23日、マツダがイタリアの自動車メーカー・フィアットとの協業を発表した。マツダ工場で同社傘下のアルファロメオを生産するほか、マツダの主力車である「ロードスター」の技術をフィアット側に提供する。資本提携は行われない予定だが、今回の協業は日本だけでなく、世界の自動車業界に影響を及ぼしていくのではないだろうか?

フィアットとの業務提携を発表したマツダ。低迷する業績や株価だけでは計かれない「裏の競争力」とは − 現代ビジネス(5月24日)

 流行のハイブリッドエンジンに背を向け、独自のガソリンエンジン「スカイアクティブエンジン」を開発するなど、高い技術力が特徴の同社。2006年から「モノ造り革新」を軸に、変速機や車体などの技術を世界一の水準に塗り替える目標を設定し、実現してきた。だが一方で、国内に生産拠点を集中させているため、円高の影響を大きく被り、営業利益や株価には結びつきづらい。本記事では、”マネー”では測れない「裏の競争力」を持ったマツダの実力を分析している。

タイの自動車生産は今や絶好調、日本勢の独壇場に − 東洋経済オンライン(5月25日)

 ほかの業界とともに、自動車メーカーも成長著しいアジア市場に注力している。その中で、存在感を増しているのが昨年洪水に見舞われたタイの市場。洪水被害からも立ち直り、各社が生産活動を再開している。

 タイ市場では、日本車のシェアがおよそ8割と他国の自動車メーカーを圧倒している。では、なぜ日本各社はタイ市場に惹きつけられるのだろうか?

 その意図を探ると、アジア自動車産業の新たな核を目指すタイの姿が浮かび上がってくる。15年のASEAN域内市場統合に先駆けて、タイはインドなどとFTAを締結し、アジア輸出の拠点としての基盤を固めた。また、07年にエコカー政策を導入し、低燃費車の消費税率は一般車の6割程度に減免される。さらに、法人税や部品の輸入関税も引き下げられていることから、メーカーにとっても限りなく魅力的な生産拠点へと成長しているのだ。

電気自動車充電規格、日本と米独2陣営の争い激化 – SankeiBiz(5月22日)

 三菱自動車の「アイミーブ」や、日産「リーフ」など、徐々に普及をはじめた電気自動車。現在、その充電規格で闘いが勃発しているという。日産やトヨタなどを中心とした日本車勢は10年より、「チャデモ」というプラグ規格で普及を促進してきた。この動きは仏・プジョーや独・シーメンスなども巻き込み、これまでに世界1400箇所のスタンドですでに普及している。

 それに反旗を翻すのが、米・GMや独・フォルクスワーゲンなどが来年から採用する新たな規格「コンボ」。チャデモとは異なり、一つのプラグで急速充電と普通充電が行えるのが最大の特徴だ。日本が先行する電気自動車業界に、欧米諸国が政治力で対抗しよう意図が見え隠れするが、はたして電気自動車でも、日本は「ガラパゴス」となってしまうのだろうか……?

世界初!「ナイトライダー」ナイト2000が電気自動車に!完全受注生産で1,280万円! − シネマトゥデイ(5月11日)

 82年にアメリカで放送され、日本でも大ヒットしたドラマ『ナイトライダー』。このドラマに登場する車「ナイト2000」が電気自動車になって登場する。GMの「ファイヤーバード・トランザム」をベースに、電気自動車に改良されたこの車。ドラマでは最高速度720キロ、火炎放射や片輪走行も可能で、主人公と会話をすることができるスーパーカーだったが、現実に登場したナイト2000の最高速度は200キロ、もちろん火炎放射の機能や、会話機能は搭載されていない。販売価格は1280万円という超高級車だが、はたしてクルマ離れが叫ばれる若者の心を捕える逸品となるか!?
(文=萩原雄太/かもめマシーン)

BusinessJournal編集部

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