結局、改定したサービスコンセプトが14日に発表されることになったが、このような宣言が出された背景には、エアアジアやピーチ、ジェットスターなどの競合LCCが参入し、競争が激化する航空業界の本音が見え隠れする……。いったい、スカイマークはどこへ向かおうとしているのだろうか?
スカイマークの大いなる不安 なぜお粗末トラブル連続するのか
– JCASTニュース(5月23日)
5月22日、国土交通省は4カ月間に6件ものトラブルを起こしたスカイマークに対して厳重注意を行った。滑走路を間違える、限度を超えた低空飛行を行う、などのトラブルを繰り返すスカイマーク。国土交通省によれば、その原因は「運航乗務員による基本操作の不徹底及び基準、規定等を遵守する意識の欠如」、「安全統括管理者を中心とする安全管理体制の不備」及び「社内の意思疎通が不十分」と、読んでいるだけで何やら不安になってくる言葉ばかり……。もし、事故が起こった場合でも、やっぱり苦情は受け付けてくれないんでしょうか?
スカイマーク遅延率21.88%でワースト1位 国交省12年1-3月期
– Aviation Wire(6月4日)
スカイマークの遅延率は競合他社に比較して圧倒的に高い。他社が高くても10%程度という遅延率に対し、およそ2倍となる22%となっている。そして、その原因としては、機材繰り(飛行機が空港にたどり着いておらず、遅延すること)が占める割合が大半。飛行機の遅れで、乗客をイライラさせることは、苦情発生の原因になるように思うのだが、この遅延率は改善できないものか?