公式サイトより
5月7日23時58分から放送のテレビ番組『有田とヤラシイ人々』(TBS系)の中で、タレント・狩野英孝は「ラーメンつけ麺僕イケメン!」という一発ギャグがきっかけで、下積み時代から食べていた「神座」の道頓堀店へレポーターとして取材へ行った際のエピソードを語った。その際に狩野は、なんらかの見返りを期待して、「神座」を運営する株式会社理想実業の社長に、狩野が“神座好き”であることを執拗にアピールしていたという。すると「神座」から、「KAMUKURA VIP CARD」というカードを渡され、これを持って「神座」に行けば、狩野本人はもちろん、同行者も全員無料になるという。
狩野は、「これを持っていれば、一生遊んで食っていける。食いっぱくれることはない。ちなみに、これを持ってるのは、桂きん枝師匠、中田ぼたん師匠、月亭八方師匠、そして狩野英孝の4人で、狩野が第1号」と説明した。
狩野の話の真偽を確認するため、番組内では狩野や司会のお笑いタレント・有田哲平(くりぃむしちゅー)ら出演者計5人で実際に「神座」の店舗へ行き、料理を注文後に狩野が店員にカードを差し出すと、意味がわからない様子で「少々お待ちください」と言い、上司を呼びに行った。
そして対応に出て来たマネージャーに、狩野が「僕、こんなもの持ってるんですが」とカードを差し出すと、マネージャーは「ありがとうございます。ご利用いただいて。こちらでお食事のほうは無償でご提供させていただきます」と答え、カードの有効性が実証された。
加えてマネージャーは、「VIP CARD」の上に「BLACK CARD」というものがあると言い、「神座は出前をやっていないが、(「BLACK CARD」保持者へは)仕事場でも、いつでもどこでも神座の商品をお届けします。また、貸し切りもできます」と明かし、狩野らを驚かせた。
ちなみにそのマネージャーによれば、「BLACK CARD」を持っているのは、ダウンタウン・松本人志、千原ジュニア、ロンドンブーツ1号2号・田村淳というお笑いタレントのほか、韓国の俳優・チャン・グンソクの計4人だという。
ほかの外食チェーンも同じような“隠れた”特別サービスを提供しているのか、気になるところである。
「神座」は1986年、元ホテルシェフの布施正人氏(現在、運営会社・株式会社理想実業の代表取締役)が第1号店となる大阪・道頓堀店を開店。現在では従業員約900人を抱え、全国に20店舗以上を展開している。
(文=編集部)