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【動画あり】大反響の伊勢丹ダンス動画、なぜ生まれた?社内活性化、予想外の宣伝効果も

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『ISETAN-TAN-TAN』伊勢丹公式PV(無料動画サイト「YouTube」より)
 http://youtu.be/gBwzxydX3rY

 伊勢丹新宿店のスタッフをはじめ、国内外のスタッフたちがコミカルに踊りだす大手百貨店・伊勢丹のダンスプロモーションビデオ(PV)が動画共有サイト「YouTube」に公開され、再生回数が35万回を超えるなど、話題になっている。実際に目を奪われた人も多いはずだ。バックに流れている『ISETAN-TAN-TAN』は、昨年10月に伊勢丹のタータン柄のショッピングバッグのリニューアルに合わせて、ニューヨーク在住のシンガーソングライター・矢野顕子が作詞・作曲した伊勢丹のオフィシャルソングだ。

 一般的な百貨店の宣伝方法としては、店舗の紹介や商品の販売促進が圧倒的に多い。なぜ伊勢丹では、このようなダンスPVを作成し、公式YouTubeアカウントで公開したのか。その狙いについて、株式会社三越伊勢丹ホールディングス・営業本部宣伝部のマネージャー、小林朋子氏に話を聞いた。

●超伊勢丹ファンだった矢野顕子が、1999年に『ISETAN-TAN』を発表

小林氏 実は、バックに流れている『ISETAN-TAN-TAN』を作詞作曲してくださった矢野さんは、日本に帰国すると、まず伊勢丹に足を運ぶほどの熱烈なファンなのです。それで1999年にはご自身のアルバム『Go Girl』に、伊勢丹をテーマにしたオリジナル曲『ISETAN-TAN』を収録されています。しかし、この時点では伊勢丹未公認でしたが、社内では「でも、うれしいね」と話していました。

–今回のPV制作に至ったきっかけは、なんでしょうか?

小林氏 昨年10月に、伊勢丹ショッピングバッグのタータン柄をリニューアルすることになりました。その3カ月くらい前に、矢野さんから「もう一度、伊勢丹の曲を書きたい」というお話を宣伝部にいただきました。それで10月のリニューアルに合わせて作曲をお願いすることになったのです。今度は、もちろんオフィシャルです。その曲が、今回スタッフが総勢500人で踊った『ISETAN-TAN-TAN』です。デモテープを聞いた私たちは、矢野さんが本当に伊勢丹を愛してくださっていることがわかりました。そこで、「矢野さんに何かお返しをしたいね」との話になり、「じゃあ、この曲に合わせて踊ろうか」という提案に一同賛成し、企画が始まりました。

BusinessJournal編集部

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