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マンガ週刊誌、何色も色つき紙を使う謎 読者へのスゴイ心遣い?集英社さんに聞いた

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 この連載企画『だから直接聞いてみた for ビジネス』では、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問(?)を、当事者である企業さんに直撃取材して解決します。今回は放送作家の鮫肌文殊氏が、マンガ週刊誌で使われている紙に関する疑問について迫ります。

【今回ご回答いただいた企業】
集英社様、日本印刷技術協会様

 実は、私はマンガ家になりたかった。幼稚園くらいからマンガ好きで、小学校に上がる頃には幼いながら自分でストーリーをつくって自由帳に何十ページにもなる大作を描いていた。

 手塚治虫先生、石ノ森章太郎先生、藤子不二雄先生、そんな巨匠たちの作品も読んではいたが、直接ガツンときたのは永井豪先生だ。特に、「週刊少年マガジン」(講談社)に連載していた『デビルマン』の人類滅亡の物語には興奮した。アナーキー&バイオレンス、私が音楽ジャンルではパンク好きになったのも、絶対「永井豪的世界観」を愛していたからだと思う。永井先生は、まさしくマンガ界のパンクスだ。

 マンガ誌の賞に応募したこともある。中学2年生の時、「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)の新人マンガ賞に自信作を送ってみた。2次審査まで通ったが、そこで終了。私の本名の名字は「井上」というのだが、「こんな平凡な名前では、編集者に覚えてもらえない」と思い、一度聞いたら忘れないことだけを目的としたインパクト重視のペンネームが、今使っている「鮫肌文殊」なのだ。ちなみに「鮫肌」は、手塚先生の『ブラック・ジャック』(同)に出てくる「魚鱗癬」という名の病気からイメージしたものだ。

 結局、マンガ家にはなれなかったのだが、イラストを人よりうまく描けるのでテレビ番組制作スタッフの皆さんに重宝がられ、番組に登場するキャラクターなどを描かせてもらったりしてきた。カラオケボックス専用ゲームソフトの『電波少年的ゲーム』(セガサターン・プレイステーション)や、バラエティ番組『さんまのスーパーからくりTV』(TBS系)のイラストは私がデザインしておりました。

 そんなマンガ好きの私が幼い頃から思っていた今回のギモン。「週刊少年ジャンプ」(集英社)や「マガジン」などのマンガ週刊誌で使用している紙は、なぜ何色もあるのだろう? 全部白い紙ではいけないのだろうか?

 今回も、そんな昭和なギモンを解決したい。

●複数の色の紙を使うのは、読者を飽きさせないため


 だから直接、集英社様に聞いてみた。

「マンガ週刊誌の紙の色は、なぜ何色も使っているのですか?」

担当者 「ジャンプ」は厚みのある雑誌ですので、読者に飽きずに最後まで読んでいただけるようにと変化をつけております。ちなみに緑、ピンク、黄色の3色を中心に使用しています。

--その色を採用しているのは、何か理由はあるのですか?

担当者 申し訳ございません。色の理由につきましては、わかりかねます。

--色のついている紙を何種類も使っている理由は、飽きさせないためだけなのですか?

担当者 はい。見やすく最後まで飽きずに楽しんでいただけるように、変化をつけております。

--ありがとうございました。