NEW
額面金利だけからは見えない

実はネット定期よりオトク!? 国債「変動10年」の魅力

【この記事のキーワード】

, ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

金貨が将来大化けするのを狙うのも
投資の醍醐味!(「日本銀行HP」より)
 2012年3月13日に、昨年7月以来久しぶりに日経平均株価が1万円を超えた。株式投資に復帰しようと、腕まくりする人がいるいっぽうで、08年のリーマン・ショック以降、「投資はもうこりごり」と思っている人も多いのではないだろうか。

 投資はしばらく休みたいが、少しでも利子は稼ぎたいという人にオススメしたい商品のひとつが「個人向け国債」。先日3月30日(金)締切で4月16日発行債の募集が行われていた。従来からある「個人向け国債」(個人向け復興国債)同様、ラインナップは、

 ・満期10年変動金利の「変動10年」
 ・満期5年固定金利の「固定5年」
 ・満期3年固定金利の「固定3年」

の3種類。4月、7月、10月、1月の年4回発行で、最低1万円から1万円単位で購入できる。

 適用利率は「変動10年」が0.64%、「固定5年」が0.27%、「固定3年」が0.12%。この利率がオトクなのか、ライバル商品であるネット銀行の定期預金(ネット定期)と比べると、たとえば、住信SBIネット銀行の1年定期は0.35%(4月1日までのキャンペーン金利)。直近1年の運用で考えれば、固定5年、固定3年より、ネット定期を利用したほうがオトクということになる。

 しかし、そう断言するのは早い。変動10年だと、満期は10年だが、1年経過すれば中途換金は自由。直近2回の利子80%分のペナルティはとられるが、それでも2年運用すれば0.64%分の利子が手に入るのは決して悪くない。2年以上運用すれば、ネット定期のキャンペーン金利を超える運用ができるわけだ。いつ使うかわからないお金なら、ネット定期より、とりあえず個人向け国債変動10年に置いておくほうが、有利に運用できるのだ。