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鮫肌文殊と山名宏和、と林賢一の「だから直接聞いてみた」 for ビジネス

亡くなった人の口座からは預金がおろせなくなるって本当?

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黙っていてもいずれその時は来る。
(「Thinkstock」より)

人気放送作家の鮫肌文殊氏と山名宏和氏が、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問を直撃解決!する連載「だから直接聞いてみた」。月刊誌「サイゾー」で連載されていた同企画(宝島社より単行本となって発売中!)が、ビジネスジャーナルにて復活! 

 今週は山名宏和氏が、亡くなった後の預金口座について、疑問を投げかけたーー。

[回答者] 三菱東京UFJ銀行コールセンター 様

 預金者が亡くなると、その人の口座からお金をおろせなくなる、という話をよく聞く。

 僕も昨年、母親が亡くなった際、葬儀社の人間に、同じことを言われた。死亡届を出した即日とは限らないが、数日のうちに口座が凍結されておろせなくなるから、早めにおろしておいた方がよいと。

 なので、慌てておろしに行った。幸い大半の口座は、キャッシュカードでおろせる一日の限度額の範囲内だったので、暗証番号さえわかっていればなんとかなった。

 問題はゆうちょ銀行で、ここだけは金額が多く、カードでおろしていると数日かかってしまう。仕方なく、通帳と印鑑を持って、窓口に行った。今から思えば、この時、僕が行ったのが失敗だった。母親名義の通帳だったので、僕の口座でないことがわかってしまい、問い詰められ、うっかり「亡くなった母の口座で」と言ってしまったのだ。

 その瞬間の、窓口の男の豹変ぶりは忘れられない。

 「それは相続になるのでおろせません」

 それまで笑顔だったのに、突然、そんなことも知らないのか、という顔をしやがった。ゆうちょ銀行の、民営化の皮をかぶった本質を垣間見た気がした。

 それはさておき。あれから半年以上経って、ふと気になったのだ。

 もしあの時、僕がうっかり口を滑らし、母親が亡くなったと言っていなかったら、どうなっていたのだろうか、と。

 そもそも預金者が亡くなると、口座が凍結されるというが、銀行はどうやって預金者が亡くなったことを知るのだろうか。


 役所が連絡するということは、常識的に考えてありえない。銀行が問い合わせるのか。それも不可能だろう。じゃあ、何か別の方法があるのだろうか。