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柳谷智宣「ITツール&アプリ徹底使いこなし術」(第1回)

ヤバイMacBook RetinaはPCの常識を覆した?

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Apple MacBook Pro Retinaディスプレイモデル。
価格は18万4800円から。
(「Apple Japan HP」より)
PCデビューは30年前に発売されたシャープのX1という、筋金入りのデジタル中毒であるというITライターの柳谷智宣氏。日々、最新デジタルガジェットやウェブサービスを手当たり次第に使い込んでいる。そんな柳谷氏が、気になる今注目のガジェット&サービスを紹介する。

 2010年にRetinaディスプレイのiPhone 4が登場した時は、その美しさに度肝を抜かれました。Retinaとは、網膜という意味。3.5インチのディスプレイに960×640ドットという解像度を詰め込み、ピクセルを視認できないほど細かいのが特徴です。今年3月には第3世代のiPadがRetinaに対応しました。やはり大きな画面で高精細なグラフィックスを閲覧できるのは、感動ものです。そして、6月、ノートパソコンのMacBook ProにRetinaディスプレイモデルが登場しました。

PC画面を超越

 15.4型液晶ディスプレイがRetinaに対応し、解像度はなんと2880×1800ドット。これまでのノートPCの常識を覆す高解像度です。フルハイビジョンの1920×1080ドットと比べると、約2.5倍となります。写真を表示してみると、あまりの高精細さに驚くことでしょう。ドットが見えないので、PCの画面というよりも、写真もしくは本物のように見えるのです。ディスプレイはIPS方式に対応し、視野角が広いので複数の友達とのぞき込んで使っても、みんなが綺麗に閲覧できます。

本体の厚さは1.8cmとスリム。液晶ディスプレイも薄いが剛性感があり、やわな感じは受けない。
(「Apple Japan HP」より)

 新設計されたボディは大画面ノートながら、厚さ1.8cmとスリム。光学ドライブを搭載せず、重量は2.02kgと軽いのも特徴です。光学ドライブがありませんが、OSやアプリケーションはインターネットからダウンロードできるので、不便は感じないでしょう。どうしてもCD/DVDを利用する際は、手近のPCに搭載されている光学ドライブを利用する「リモートディスク」という機能があります。Windows用のアプリケーションもあります。ただし、著作権保護技術がかけられている映画やゲームのディスクは利用できません。もし、美しいRetinaディスプレイでBDビデオを鑑賞したい場合は、USB接続のBDドライブが必要になります。

 Appleならではのアルミ削り出しボディは、剛性感・高級感ともにたっぷりです。ディスプレイが非常に薄いのですが、心配なし。これまでのディスプレイはガラス面の後ろに配置されていましたが、本機ではディスプレイ自体がガラスになっています。そのため、従来のガラス面が不要になり、軽量化と薄型化を実現できました。さらに、蛍光灯などの映り込みも大幅に減り、視認性が向上しています。