著:片岡K/扶桑社
街を歩いていると、ネオンの一部が切れて思いがけない文字列を浮かべている看板(「パ」の字が切れたパチンコ店の看板が有名ですよね)や、変な形をした樹木など、思わず「あれっ?」と目をとめてしまったり、噴き出してしまうような光景を目にすることがありますよね。
そんな光景をコミカルなキャッチコピーとともに掲載しているのが、映画監督・脚本家の片岡Kさんによる『ジワジワ来る~』。このシリーズは、刊行を重ねるごとに反響を呼び、累計15万部を超えるベストセラーとなっています。
そして、このシリーズの第四弾となる『ジワジワくる(ウフウフ)』(扶桑社/刊)のテーマは「愛」……という名の「シモネタ」。愛らしい動物たちのあられもない姿、大自然の偶然から女性のアノ形になってしまった木など、ちょっとエッチな画像の数々は、見るものをニヤリとさせてしまうはず。
一体、どんなものが取り上げられているのでしょうか。
■妻がスーパーで298円で売られてます
スーパーマーケットの特売で目にするチラシやPOP。そこでひときわ異彩を放つのが、「熊本産 妻・セツ子 1袋298円」。
この画像につけられたキャッチコピーは「あのう、ご主人。いくらなんでも、安く売りすぎでは…」というツッコミ。
何かの間違いでは?とドッキリしてしまいますが、しかし、これはれっきとした「品種名」。熊本産のトマトで実際に「妻せつ子」というネーミングのものが売られているようです。
■意味深長な標語「とばしたい…ぬきたい心にブレーキを」
地方に行くと、道路でちょっとヘンな交通標語を見かけることがあります。
「とばしたい…ぬきたい心にブレーキを」
こんな看板に「青少年の衝動に訴えかけています」というキャッチコピーが添えられると、とたんに別の意味が思い浮かんできてニヤニヤしてしまいます。
「とびだすな しんだらおしまい けっこんできない」
これも実際にあった交通標語ですが、結婚願望の強い人に向けた、かなりターゲットが絞られるフレーズです。ちなみに本書の中でこの写真につけられたキャッチコピーは、
「この標語を作ったのはきっと新婚さん。4年目以降の人、こんなこと書けない」。
ジワジワと味わい深さが増してきますね。
■ごめん…夏バテで立たないんだ…
工事現場などでよくみかけるポリエチレンのカラーコーン。
何事もなければ天に向かって固くそそり立つ円錐形のフォルムですが、ダンプカーにでも踏みつぶされたのか、根元から折れて地面に伸びてしまうことも…。
無残に“中折れ”したカラーコーン。その画像につけられたキャッチコピーは「夏バテで立たなくなった」。
本書に掲載されている画像を見れば、中年男性は熱い共感を覚えるに違いありません。
本書は、あくまで「おもしろ画像」を集めたものということで、今回紹介したものはその魅力の一端です。
絶妙な一言と合わせて眺めているうちに「ジワジワ」笑いがこみあげてくる画像。笑いに飢えている方々はぜひ手に取ってみてください。
(文=新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
【関連記事】
■東京の街にあふれる「ちょっとヘンな英語」
■セックスまで持ち込める男性 4つの特徴
■女性はどれくらいマスターベーションをするのか
■イマドキの女性はどんなセックスをしているのか?