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「売らない売り込み」で一晩100万売上…仕事に応用したいカリスマホストの交渉術3つ

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※画像:『歌舞伎町トップホストが教える シャンパンタワー交渉術』著:信長/講談社

 「ホスト」と言うと華やかな夜の世界をイメージする人も多いでしょう。元カリスマホストでタレントに転身した城咲仁さんは、ホスト時代、年収1億円を超えていたとか。

 しかし、華やかな面ばかりがクローズアップされる反面、ホストは泥臭く過酷な職業でもあるようです。

・厳しい競争に勝ち抜かなくてはいけない
・体調管理も非常に大変である
・常に情報収集をしていないといけない
・ホストはそもそも信用されていないという前提があり、信頼を積み上げるところからはじまる(地道な仕事である)

 こうして見てみると、普通の仕事と似ていると思いませんか?

 『歌舞伎町トップホストが教える シャンパンタワー交渉術』(講談社/刊)は新宿・歌舞伎町の有名ホストクラブ「club Romance」の代表取締役で、10年間のホスト人生の中で26回ナンバーワン・ホストに輝いた信長さんが、自身をトップに導いた交渉術を明かした一冊です。

 ホストクラブのお客には、一人で100万円や200万円使ってしまう人だけではなく、中には1000万円も使う人もいるそうです。気持ちよく、たくさんのお金を使ってもらう…そんな方法があれば、どのビジネスパーソンも知りたいですよね。

 信長さんの交渉術の礎になっているものの一つが、1000冊以上読んだというビジネス書たち。その中に書いてあったことを試したところ、うまくいったという経験もあるとか。また、今でも週に3~4冊の本を読み、店のスタッフにも「中身を磨くためには本を読め!」と話しているのだそうです。ビジネスの本質はどの仕事も同じだと思わされるエピソードですね。

 では、ビジネスで必要な交渉術をどのように身につければいいのでしょうか。

 信長さんは本書の冒頭で3つのポイントをあげています。

(1)「売らない売り込み」を意識すること

 ホストは高額商品を販売するセールスマンと同じ。居酒屋の10倍以上の金額でお酒を売っているので、居酒屋の10倍以上、魅力的でなくてはいけません。直接的に商品を売り込むのではなく、その高額商品を気持ちよくお客様に買ってもらうということを常に考える必要があるのです。

(2)信用という名の口座残高を増やすこと

 信用は積み上げるのが非常に難しいが、消えるときは一瞬。こんな言葉を聞いたことはないでしょうか。日々の小さな約束を守る、何度もマメにメールをする、そうしたことでお客の心の信用金庫に「信用」を少しずつ積み立てていきます。その信用が十分に高まれば、やがてはあのシャンパンタワーに繋がるのです。