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鮫肌文殊と山名宏和、と林賢一の「だから直接聞いてみた」 for ビジネス

お菓子などについてる超簡単過ぎるクイズってなんなの!?

文=林 賢一
【この記事のキーワード】
post_281.jpg幸せが戻ってくるようにとのこと。

 人気放送作家の鮫肌文殊氏と山名宏和氏が、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問を直撃解決!する連載「だから直接聞いてみた」。月刊誌「サイゾー」で連載されていた同企画(宝島社より単行本となって発売中!)が、ビジネスジャーナルにて復活! 

 今週は林賢一氏が、クイズの古典的な出題方法について、疑問を投げかけた――。

[回答者]亀田製菓お客様相談室

 世の中にはクイズが溢れている。

 我々、放送作家が携わるクイズ番組はもちろんのこと、コマーシャル、インターネット上、普段の日常会話などにもクイズは潜んでいる。 例えば、昨日、電車内で女子高生がこんな会話をしていた。

「ねえ、ねえ、昨日、木下君が下校中にやっちゃった事件、知ってる?」
「えー、知らない。何?」

 これもれっきとしたクイズである。残念ながら電車を降りるタイミングだったため答えは聞きそびれてしまったのだが、「木下君が下校中にやっちゃった」コトとは果たして何なのか!? とても気になるが、答えは永遠に闇の中である。

 そんなクイズの問題を放送作家が考えるときに重要視しているポイントは数多くある。その1つが「答えに意外性がある」ということだ。答えを聞いたときに「まあ、そうだろうね」「なんとなく知っていた」などのガッカリ感を味わうとそのクイズは大失敗、ということになる。

 だとすると、先ほどの女子高生が電車内で何気なく出題したクイズの「木下君が下校中にやっちゃった」というフリは、どんな答えだとしても驚けるような気がする。しょぼい事件でも「やっちゃった」だし、本当に大事件に巻き込まれていても「やっちゃった」である。あの女子高生は無意識ながらも「やっちゃった」という言葉を使うことによって、絶妙なクイズを出題していたのだった……。

 その意味で、昔から「いい加減、もうそのパターンやめようよ!」と思い続けていた類のクイズがある。みなさんも目にしたことがある、こんなパターンのクイズだ。

林 賢一

林 賢一

1979年、五反田生まれ。脚本、構成。学生時代から古舘プロジェクトで修業。参加作品は、『トーキングフルーツ』(フジテレビ・火曜深夜24時25分~)、ドラマ『恋とか愛とか(仮)』(広島ホームテレビ・木曜深夜24時15分~)、舞台『古舘伊知郎トーキングブルース2014』、アニメ『脇役目線』(WOWOW)など。映画監督・入江悠と仲間たちによる映画メルマガ【僕らのモテるための映画聖典】で「映画のカット数を数える」という無謀な企画を連載中。

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