お菓子などについてる超簡単過ぎるクイズってなんなの!?
<空欄に入る言葉は何?【今度のハッピーターンは「ちょこっと、ひ○やり」だよ!】>
一応、説明をしておくと……ハッピーターンの味はそのままに、口に入れた瞬間、”ちょこっとひんやり!?”な冷涼感が味わえるという「ひんやりハッピーターン」が最近発売され、その商品の発売記念のWEBキャンペーン問題である。問題をおさらいしよう。
【今度のハッピーターンは「ちょこっと、ひ○やり」だよ!】
このクイズに正解すると、100名にオリジナルQUOカードが当たるという古典中の古典といってもいい出題方法である。
このクイズ、一体誰が得をするのだろうか? 「答えに意外性がない」のはもちろん、「昔からある王道パターンだから、今回もこれでいきますか。ほかの問題考えるのも面倒くさいし」という雑な感じが、どうもムズムズしてしまうのはわたしだけだろうか。もうやめようよ、このマンネリクイズ。どう考えても簡単すぎるよ!! というか制作スタッフ、サボりすぎ!!
そこで【亀田製菓お客様相談室】に直接聞いてみた。
「【ひんやりハッピーターン】発売記念キャンペーンのクイズ、簡単すぎませんか?」
担当者 ああ、そうでしたか。あのー、答えが簡単にお分かりになってしまうということですか?
──はい。逆に間違える人はいないと思うのですが。この問題、正解すると抽選でQUOカードがもらえるんですよね?
担当者 はい、そうでございます。
──問題を確認しますね。【今度のハッピーターンは、ちょこっと「ひ○やり」だよ!】の空欄を埋める問題ですが、これって……クイズなんですか? これって、簡単すぎますよね(笑)。
担当者 わざわざこのようなご意見頂戴いたしましたことを、キャンペーンを行っている担当部署がありますので伝えておきます。
──わざわざ100%正解するようなクイズを出題するなら、応募するだけでいいのでは?
担当者 はい。簡単なクイズならクイズにしないで、そのまま応募にすればいいのではないか、というのがお客様のご意見ですね。
──そうです。クイズを作るのであれば、もっと情報性があったり難易度が高いほうがいいと思うんですが。答えを考えたくなるようなクイズだと、考えるほうも楽しいですし。
担当者 担当者に確認をいたしまして、お伝えできる範囲でまたお返事したいと思います。
──お願いします。
(1時間後、返事の電話がかかってきた)
担当者 お返事、遅くなりまして申し訳ございませんでした。担当者に「クイズが簡単すぎるんじゃないか?」という指摘をしたところ、どなたでもご応募いただけるようにということで──まあ簡単にお感じになるかと思いますが──たくさんの方にご応募いただけるようにと、このクイズにしたそうです。