五輪開会式、日本に対し世界中から非難も…ディレクター・小林賢太郎、コントでユダヤ人虐殺ネタの画像1
東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイトより

 明日(23日)に開会式を迎える東京オリンピック(五輪)だが、また関係するクリエイターの過去の言動が問題視されている――。

 東京五輪といえば、なぜか出だしからクリエイターをめぐるゴタゴタに翻弄されてきた。

 最初の問題は、五輪誘致が決まった2年後の2015年に起きた。東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムにデザイナーの佐野研二郎氏の作品が選出されたが、盗作疑惑が浮上し、選定のやり直しとなった。同じく15年には、新国立競技場のデザインとして英国の建築家、ザハ・ハディド氏の案を採用することが決定したものの、高額な整備費が批判を浴び、日本スポーツ振興センター(JSC)が白紙撤回。のちに決定した別のデザインが旧計画のものに似ているとして、ハディド氏側が法的措置も検討する事態となったが、結局、日本側が約13億9000万円を支払うこととなった。

 開幕が目前に差し迫った今月に入っても、たて続けに騒動が起きている。開会式の楽曲担当、小山田圭吾氏(コーネリアス)が過去に雑誌のインタビュー記事で、同級生の障害者に“いじめ”を行っていたことを自慢するかのように告白していたことが発覚し、小山田は辞任。

 その直後には、五輪関連の文化プログラム「東京2020 NIPPONフェスティバル ONE-Our New Episode-Presented by Japan Airlines MAZEKOZEアイランドツアー」に出演予定の絵本作家「のぶみ氏」が、自著で小学生時代の“教員いじめ”を自慢したり、SNS上で先天性疾患ある子供に関して差別的な発言をしていることが問題視され、辞任に至った。

 そして開幕式を明日に控えた22日に入り、その開会式(および閉会式)のショーディレクターを務める小林賢太郎氏が、昨年解散となったお笑いコンビ「ラーメンズ」のコントでナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺(ホロコースト)をネタにしていたとして、批判が広まってるのだ。このコントは市販されているビデオ『ネタde笑辞典ライブ Vol.4』(日本コロムビア/1998年発売)に収録されたものとみられ、ネット上で拡散されているその映像は、以下のような内容となっている。

(小林と相方の片桐仁が“出演するテレビ番組の企画を話し合う”という設定のコント)

片桐「来週、何やるか、決めちゃおうね。何やる?」

小林「ああ、じゃあ、戸田さんがさ。(少し沈黙)ほら、プロデューサーの」

片桐「あーあー」

小林「“つくって楽しいものもいいけど、遊んで学べるものもつくれ”って言っただろ。そこで考えたんだけど、野球やろうと思うんだ。今までだったらね、新聞紙を丸めたバット。ところが今回は、ここに“バット”っていう字を書くんだ」

片桐「あーあーあー」

小林「今までだったら“ただ丸めた紙の球”。ここに球っていう字を書くの」

片桐「あーあーあー」

RANKING
  • ジャーナリズム
  • ビジネス
  • 総合