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しかし、内情を知る人はそんな雑誌に掲載されることを望むはずはなく、枠が埋まらない状態で1年間の契約が終わる直前になると、B氏から役員たちに次のような連絡が入るのだ。
「足りない分(すでに売り上げた金額と240万円との差額)を払うか、 辞めるかどっちかにしろ。今すぐ決めろ!」
内規では「売り上げが240万円に満たない場合は失効するが、240万円追加入金すれば失効を免れる」という条件があるため、役員たちは今まで払ったお金が無駄にならないよう、多い人ではトータルで1,000万円超のお金を払って、会員を続けている状態なのである。
また会員が「辞めたい」と申し出ても、運営側から「再入会をする場合には再度入会金が入るので休会にしましょう」と言われ、休会のままにしている人も多い。B氏は会員のことを「金を払う奴隷だ」と言っていたという証言が複数の関係者から寄せられており、取材に対してB氏は「そのような事実はない。そんな風評を撒き散らしてる人は名誉毀損で訴える」と強弁している。
武勇伝はつくり話、賭博疑惑も
B氏に近しい関係者は語る。
「Bの言うことは、とにかく何が本当のことなのか、まったくわからない。講演会等でBは過去の武勇伝を語ることが多いのですが、それもほとんどがつくり話なんです」
「誰が聞いても感動する立身出世のファンタジーをつくり上げ、それをみんなに語ることでお金を稼いでいます」
また、B氏は、誰もが知る大物経営者や大物芸能人との付き合いもあり、社内SNSでゴルフなど普段の交流の様子をよくアップしている。しかしその文章をよく読んでみると、
「約40万円の負け!」
「いや~ 授業料高いわ…」
などと、賭けを匂わせる発言をしている。明らかに上場企業経営者としてあるまじき行為だ。
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