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桃田健史「クルマ“周辺”」
アップル、クルマ産業“侵食”加速 本格参入の先の野望 クルマ=情報端末の時代へ
そうした中、3月9日にアップル独自イベントでアップル・ウォッチの量産型が公開された。アップルの狙いは、最新デバイスとしての高性能さだけではない。ジュエリーや有名キャラクター等を活用して、高付加価値で寿命の長い商品性を追求している。
この商品戦略の延長上に、自動車もある。アップルとしては生産規模を追うのではなく、
高級車としてのブランド戦略を最優先するはずだ。この点では、ビッグデータビジネスを最優先すると考えられるグーグルとは目指す方向性が違うはずだ。
重厚長大型の旧来ビジネスがまかり通っている自動車業界にとって、アップルらIT系企業が持ち込む新しい自動車が、大きな衝撃になることは間違いない。
(文=桃田健史/ジャーナリスト)
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