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祝東京スカイツリー開業! 人気スポットの”裏事情”を探る4本

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祝スカイツリー開業! 人気スポットの"裏事情"を探る4本の画像1先日、開業に先立ちマスコミ向けお披露目会があったが、なんでウチは呼ばれないんだ!!(「Thinkstock」より)

 このGW、大手旅行代理店・JTBによれば、関東方面への旅行客は昨年比21%増が見込まれ、その要因のひとつが、東京・新3大商業施設の相次ぐ開業ともいわれている。今回は、これら施設に込められた、三者三様の思惑を探ってみよう。

ガンダムだけじゃない! 「ダイバーシティ東京」にみる”お台場の危機感” – 日経トレンディネット(4月19日)

 1999年のヴィーナスフォート開業以来、お台場エリアにとって約10年ぶりの新大型商業施設となるダイバーシティ東京。同施設のウリは、「ユニクロ」「H&M」「フォーエバー21」など、国内外の有力テナントが軒を並べている点だが、訪問客からは「わざわざ遠くまで来なくても、渋谷や新宿に全部あるし」との声も……。そんな声もはねのけるかのように、エグザイルの所属事務所「LDH」や”お隣さん”フジテレビがプロモーションサポーターとして、近隣商業施設と共同でのイベントも行っていく予定とのこと。集客力低下が進むヴィーナスフォートをはじめ、魅力の”地盤沈下”もささやかれるお台場が一丸となって、この新施設にかける意気込みが感じられるとの解説。

【底流】東武イメチェン大作戦 スカイツリーで”ローカル”返上 – Sankei Biz(1月29日)

 5月22日開業予定の東京スカイツリーは、同日から1カ月半の入場が完全予約制。すでに団体予約は完売済みで、個人予約も7月1〜10日分のウェブ抽選受付を残すのみ。隣接する商業施設やオフィスも含め、総額約1430億円を投じる建設主体が東武鉄道。本記事によれば、同社の目的はひとえに、「東武線沿線の活性化による、沿線地価上昇と乗客増」。小田急電鉄や東急電鉄に比べブランド力、売上高が大きく劣る同社は、スカイツリーに起死回生をかけるが、「目論みどおりには沿線開発や地価上昇が進んでいない」との声を紹介している。

真価は1年後の東急百貨店東横店東館閉店後?
 ヒカリエ開業に期待と不安を抱える渋谷経済 – ダイヤモンド・オンライン(4月26日)

 年間売上高ベースで東武鉄道の2倍の規模を誇る、東急電鉄を擁する東急グループが、4月26日に開業したのがヒカリエ。訪問客からは「金持ちしか相手にしていない印象を受けた」「無駄に豪華なトイレをはじめ、成金趣味丸出しが時代に逆行」と、早くも辛口なコメントも聞かれる。だが開業から2日間で約20万人を集客、売上も予算比200%の2億9000万円を達成し、まずまずの滑り出しだ。このヒカリエ、実は同グループが総力を挙げて2026年まで取り組む、渋谷駅隣接地帯の一大開発プロジェクトの初陣。本記事によれば、その真価は現在渋谷駅に隣接する東急百貨店東横店東館が閉店する1年後だという。つまりヒカリエが、同百貨店が抱えていた世田谷区、渋谷区、目黒区から同駅に乗り入れる超優良”年配”顧客層の受け皿になりえるのか? そういう視点でヒカリエに足を運んでみると、違った楽しみ方ができるかも。

なんてダサいヒカリエ – 小鳥ピヨピヨ

 渋谷駅改札に貼られたこの案内図、渋谷で働く人たちの間で結構話題になっている模様。いくら「ターゲットは20〜40代の働く女性」といっても、電車降りてこんな案内図が目に入ってくるようでは、少し説得力ない気が……。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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