小沢一郎夫人が支援者に「離婚しました」 – 週刊文春(6月13日)
ちょっと腰が抜けたニュースがこちら。小沢一郎さん、この前検察審査会の起訴相当から無理矢理訴訟に持ち込まれ、無罪となったかと思いきや、結構なお話になってしまっております。愛人や隠し子による離婚話に始まり、東日本大震災では小沢さんが放射能を恐れて逃げてしまった、みたいな話まで飛び出す始末です。
仕込みかと思ったんですが、どうもまったく違うよう。もう少し、様子を見守っていきたいところであります。
霞ヶ関から眺める証券市場の風景「第26回 他山の石」 -金融法務事情(2010年11月10日)
毎度、金融法務事情は論点の先取りが面白くて欠かさず読み耽るわけですが、今回の記事もまた、非常に面白く、かつ深く考えずにはいられない事案が掲載されており、少しでも金融市場に関係する人は一読をお奨めするものであります。逆に、何も知らずともこういう気持ちで対応しておられる人がいるのだということが分かるだけでもよろしいのではないかと思うわけです。
祇園祭、暴力団排除へ みこし担ぎ手の身元確認 京都 – 朝日新聞(6月13日)
祭事には暴力団というかヤクザが介在するのは日本の見慣れた風景でありましたが、今回の事案はもう祭りそのものから暴力団ごと排除する方向で各関係機関が調整し、しかも暴力団があっさりと排除を受け入れたようである、という仰天ニュース。まあ、時代の流れだし仕方がない、と第三者が言うならともかく、当の暴力団が言うとは……。
[FT]インドネシア投資の熱を冷ます保護主義政策 – 日経新聞(6月13日)
インドネシアが持続的な成長による弊害に耐えかねて、国内労働環境の保護などを目的に思い切った外資規制をし始めて半年。記事中は政策のブレと簡単に書いているけれども、実際にインドネシアの資源開発事業などに投資を行ってきた欧米のグループで大損をしたという話がそこここで漏れ伝わり、意外にインドネシアは大変そうだぞという話。
もっとも、インドネシアはシンガポールやフィリピンなどに比べて政策がいい加減というか放任主義にも程があるだろという部分もなきにしもあらずだったので、まあ普通の国になっていくのではないかと。
タダノ(6395)子会社元役員による不正行為について – 株式会社タダノ(6月9日)
少し前から焦げ臭い匂いが漂っていたタダノですが、蓋を開けてみたら海外子会社で結構ビッグな横領が発覚とのことで、興深く思うわけです。いったい900万ドルもどういう処理でいままでやってきたのでしょう。
まあ、チェックする責任者がバックドア使って横領、となると、なかなか発覚までは時間がかかるんだろうなあと思う一方、それだけの穴を開けてバレたとき摘発されるのも当然であって、もう少し他に方法はなかったのかと思ってしまう次第。続報を待ちたいと思います。
ホッコク(2096)当社株式の大阪証券取引所における「合併等による実質的存続性の喪失」に係る審査に関する見通しについてのお知らせ – 株式会社ホッコク(6月12日)
これは死期報……ほんと、あかんですね。もちろん重大な疑義がある問題について社内調査を実施することは当然必要なことではありますが、それより会社自体がもちません。IR文学的に「適合審査の申請ができない場合、当社は非上場会社となる見通しですが、全役職員一丸となり設立当初の原点に立ち返り、当社経営及び事業の再構築を、スピード感を持ち取り組んでまいる所存」というのは美しいですよね。個人的に、このIR文書を起草された方に好感を抱きます。