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広告費ゼロで会員5万人?ソーシャルランチ人気の秘密

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「シンクランチHP」より
「ネット上で、個人の興味やニーズに応じて、ビジネスランチの相手をマッチングする」

 そんなFacebook上のサービスが、いま大人気なのをご存じだろうか?

 この「ソーシャルランチ」というサービスを提供するのが、共に20代の元グーグル社員である福山誠氏と上村康太氏が昨年8月に立ち上げたシンクランチである。設立から1年もたたないうちに、登録会員数は5万5000人に達し(6月時点)、さらなるユーザ増加に向け、日々サービス向上を行っている同社の福山社長に、「SNSビジネス成功のポイント」「今後のSNSビジネスは、どこに向かうのか?」について聞いた。

――ソーシャルランチ(シンクランチ)設立のきっかけを教えてください

福山誠氏(以下、福山) 私は、学生時代にDeNAとグリーでアルバイトをしていました。そこで目にしたのは、「ランチは単なる昼飯ではない」ということでした。チームで食事を取りながら話をしたり、取引先とランチミーティングをしたりと、ランチというのは、ビジネスの1つのツールであり、文化だと肌で感じました。一方、社会人になってセミナーや異業種交流会などに参加すると、いろんな人が名刺交換をしている。ビジネスの現場では、「単に社内で仕事をしていくだけではなく、自らネットワーキングしていく必要がある」ということもわかりました。そこで、顔写真と実名制のFacebookが日本で本格的に広まった時、ランチを通じて気軽に社外の人と交流できるサービスをテスト版として立ち上げました。2011年5月にサービスをローンチして、1カ月で約2,000人の利用登録があり、100件のランチが成立しました。当時は、渋谷と六本木だけの限定的なサービスでしたが、それでもこれだけの人が集まってくれたのです。それで1カ月運用した後、起業準備に入りました。グーグルを退職し、リニューアルを理由に一旦サービスを閉じました。そして8月に会社(シンクランチ)を設立、9月にソーシャルランチの事前会員登録を開始、10月15日に本リリースしました。そこからは本格的に人数も増え、テレビ番組などでも取り上げていただいて、6月で会員数5万5000人になりました。

――短期間で会員を増やすためには、どのような施策を行ったのですか?