(「足成」より)
ニューオータニの「3500円のカツカレー」が人気に-安倍総裁報道きっかけに – 赤坂経済新聞(10月1日)
総裁選前にホテルニューオータニで、カツカレーを味わった安倍氏。このカツカレーが「3500円」という高級品であったことから、「庶民感覚に欠ける」としてマスコミ各社が一斉に批判。しかし、これによって逆に注目が集まり、コンビニやスーパーなどでカツカレーが品切れとなる事態になっている。さらに、カレーチェーンの「CoCo壱番屋」では、株価が高騰するという思わぬ効果ももたらした。なお、このカツカレーは宴会メニューのため、実際の値段は明らかにされていないが、同ホテル内にあるカフェレストラン「SATSUKI」が提供する「ポークカツ カレー(フィレ)」(3250円)が、最も近い味とされている。
安倍新総裁が食べたという「3500円のカツカレー」を食べてみた!! 上品すぎてカレーを逸脱しているレベル – ロケットニュース24(9月27日)
では、この高級カツカレーの味はいったいどのようなものなのだろうか? 本記事では、実際に記者が同店に足を運び、その味を検証。ポットに入れられた高級感あるルーと、らっきょう、福神漬、たくあんの3種の薬味が別皿で提供される。いざ、スプーンを口に運ぶと、野菜の甘味と香り高いスパイス、そしてやわらかなフィレ肉のハーモニー。しかし、普段リーズナブルな味に慣れている舌にとっては、「洗練されすぎている」と感じてしまう部分もあるようだ……。この騒動を受け、同店への問い合わせも殺到。新総裁として、注目を集める上々の滑り出しとなっている。
安倍新総裁「高級カレー」を朝日が取り上げる では自社内レストランのカツカレーランチの値段は – J-CASTニュース(10月1日)
このカツカレー騒動で、大手新聞各紙でもでも安倍氏を揶揄する論調を掲載した。しかし、朝日新聞社内など複数の場所に店舗を構える老舗フレンチレストラン「アラスカ」では、さらに高級なカレーを提供していることが判明した。谷崎潤一郎の小説にも登場する大阪本店では、ビーフカツカレーが選べるコースを6300円、カツを除いたカレーライスコースを3150円で提供しており、安倍氏を上回る高級ぶりを発揮している。
朝日新聞東京本社の店舗には、カツカレーはないものの、ビーフカレー2100円、チキンカレー1890円という「庶民感覚」とはかけ離れたお値段。また、毎日新聞社のあるパレスサイドビルに入居するアラスカでは、「アラスカ特製カレー&ライス」が単品2310円、「極上、黒毛和牛のスペシャルカレー&ライス」になると5040円と、こちらも目の飛び出るような価格になっている。大新聞記者の語る「庶民感覚」って、いったい……。