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解散・総選挙の裏側をすべて語る…自民党議員へ就職活動する秘書も

民主党議員秘書座談会「党内ではいい迷惑、惨敗ムード一色」

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国会議事堂(「Wikipedia」より)
 11月14日に開かれた党首討論の場で、突然野田佳彦首相は解散を明言。この宣言は、「いつ解散するのか?」と迫った安倍自民党総裁を驚かせたばかりでなく、与党・民主党議員にとっても寝耳に水。そして、議員を支える秘書にとっても、議員の落選はすなわち失職を意味するため、まさに選挙は死活問題だ。

 そこで今回、選挙戦真っただ中、民主党議員の秘書A氏とB氏に、

 「首相の解散宣言後、民主党内では一体何が起こっていたのか?」
 「選挙の現場では、日々何が起こっているのか?」
 「選挙の結果はどうなりそうか?」
 「離合集散する第三極、そして離党した議員の実情」
 
などについて語ってもらった。

ーー党首討論における野田総理の突然の解散宣言でしたが、民主党議員の方々には事前に伝えられていたのでしょうか?

A まったく何も伝えられていませんでした。党の中でも多くの人が解散は年明けの1月か2月くらいと考えていたので、まさかという感じでした。

B ただ、年内に解散するかもしれないという噂は流れていました。「近いうちに解散する」という情報は夏くらいから毎月のように出ていたので、「今回もどうせまたブラフだろう。そういう情報を流して党内を引き締めているだけ」と、高をくくっていましたね。

ーー党内では、この時期に解散した理由については、どのようにみられていますか?

A 今考えると、年内解散のほうが第三極は全然選挙準備が整っていなかっただろうし、政党交付金の算定基準日が1月1日ですから、年を越すと小沢(一郎)新党の「国民の生活が第一」(現・日本未来の党)に交付金が入ってしまうので、野田さんとしては合理的な選択だったのでしょう。

ーー民主党関係者は、今回の選挙の結果をどのように予想していますか?

B どう考えても、自民党の圧勝で、「自民」あるいは「自公」政権の誕生でしょう。みんなすでに“やばい”というのはわかっています。落選ムード一色ですね。しかし、各種団体をはじめとする組織力がありますから、辛うじて踏みとどまる部分はあると思いますが……。

ーー日本維新の会や日本未来の党などの第三極は伸びそうですか?

A あまり気にしてません。みんなで足の引っ張り合いですからね。多くの議席を獲得するのは無理ではないですか。

ーー解散前、党内には離党しそうな人がたくさんいるように見えましたが、結集・離党して誰か「顔」を立て、選挙を戦おうという動きはなかったのですか?

A KさんやFさんをはじめとする一部の議員が、脱原発に熱心なある超有名人を党首にと口説いていたようですが、色よい返事はもらえなかったようですね。

ーー解散後に民主党を離党された方がいますが、それについてどのように思われますか?

B 離党したほうが得かどうかはわかりません。例えば消費増税反対を唱え執行部に盾突きながらも、いまだに民主党に残っているK議員など、知名度の高い人であれば安全策として党に残ったほうがいいとは思います。しかし、前回選挙で追い風だけで当選した多くの1年生議員は、正直言って嵐のような逆風が吹いている中で、相当ダメージを受けるということは事実としてあります。

A 今回離党したある1年生議員の方を見ていると、移った先の新党がまたどこかの党と合流したとかいう情報を新聞で知る状態みたい……。党の幹部たちがどんどん勝手に決めてしまうから、議員本人も「自分が今どの党所属の議員か? 最終的に何党から立候補することになるのか、よくわからない」状況のようですね。