iOS版のLINEでも、携帯電話番号やFacebookアカウントによる認証が必須となったLINE。大量のアカウントを取得して無作為にメッセージを送りつけるスパム行為や、他人へのなりすまし、無作為に女性をナンパするなどの迷惑行為を少しでも少なくして、安全かつ安心に利用してもらおうと、運営元のNHN Japanが一生懸命になっている。
しかし、逆にいえば、電話番号さえ手に入れば、認証されたLINEお墨付きのアカウントがつくれてしまうのもまた事実。規制強化されても、ほぼ匿名でLINEを利用して女性と出会ったり、ナンパすることが可能なのだ。実際に、LINEを使った売春事件もいくつか発生しており、ターゲットとなっている女性の中には18歳未満の少女も含まれている。(http://wjn.jp/article/detail/9913364/)
●規制の逃げ道がまだまだある
現在、LINEで行われている規制は以下の通り。
・携帯電話番号またはFacebookアカウントで個人認証
・「2ちゃんねる」をはじめとする掲示板サービスに投稿されたLINEのIDを、検索対象から外す
・18歳未満のID検索を停止(現在はauのAndroid版のみ)
これらの規制のうち、出会いに必要なのは上の2つだ。携帯電話番号を入手して、捨てアカウントをつくってしまえば、匿名で不特定多数の女性に声をかけることが可能になるし、掲示板サービスにIDを投稿しても検索対象から外れない工夫ができれば、規制が強化されていても、LINEを出会い系として利用し続けることができる。
(1)携帯電話番号を入手する
日本ではなくアメリカの番号となってしまうが、「HeyWire」というアプリを使えば、電話番号をゲットできる。LINEの個人認証に使う電話番号は、日本のものでなくても大丈夫なので、だれでも簡単に匿名アカウントがつくれてしまう。しかも、タブレット端末やiPodtouchなどキャリアの音声通話機能がない端末でも番号が取得できてしまうから、出会い専用のLINE端末を用意して、本名を使ったアカウントと完全に分離して使うことができる。
必要事項を入力したら、携帯電話にMMSを飛ばして、
もらいアカウントを有効化する。有効化すれば、アメリカ
の番号がすぐにゲットできる。