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小川浩のNew Vision(7月31日)

PC非使用のモバイルオンリー層が主流に?企業は消費者とどうコミュを取るべきか?

文=小川浩/リボルバー代表取締役CEO、シリアルアントレプレナー
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 今では、キュレーションアプリやSNSに記事が流れ、読者がシェアすることで拡散され、さらに元記事の読者が増えるというのが主流となっている。つまり、フロントページはメディアが用意したトップページではなく、SNS上やキュレーションアプリ上にある。

●今後のウェブサイト運営は、シェアされる記事づくりが重要

 こうしたモバイルオンリー世代のネットへの触れ方を考えると、企業側として消費者とコミュニケーションを取るためには、いかに多くの情報(記事)を発信していくか、そして一つ一つの記事にクリックを誘発させるようなインパクトを与えていくか、を考えなければならない。

 これらの傾向から、スマホサイト上では美しい写真やユニークな動画、しかも数秒単位の短い動画をうまく使うことが求められる。記事の中身でユーザーを惹きつけるとしても、やはり一目でインパクトを与えるには画像や動画が必須だ。

 ヴィジュアルで引きつけ、良い記事を読ませ、さらにシェアさせる。このステップをいかにシンプルに実現するかを考えられる編集者こそが、すべてのメディア、企業サイトに必要であり、そのためにもソーシャルメディアへの拡散や、モバイル上での閲覧に最適化された表示を、なんの知識がなくても簡単に実現できるようなツールを選択することが重要になっている。弘法は筆を選ばないが、凡人であるわれわれは、より時代に即した最新ツールを選ぶべきなのである。
(文=小川浩/リボルバー代表取締役CEO、シリアルアントレプレナー)

小川浩/シリアルアントレプレナー

小川浩/シリアルアントレプレナー

シリアルアントレプレナー。著書に『ビジネスブログブック』シリーズ(毎日コミュニケーションズ)、『Web2.0BOOK』(インプレス)、『仕事で使える!「Twitter」超入門』(青春出版社)、『ソーシャルメディアマーケティング』(ソフトバンククリエイティブ/共著)などがある。

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