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我が子をお金で困らせないための、元メガバンク支店長の「お金の教育術」(2)

富裕層が実践している“最強の健康法”とは

文=編集部
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富裕層が実践している“最強の健康法”とはの画像1『あなたと子どものお金が増える大金持ちの知恵袋30』(集英社/菅井敏之)

 21世紀の子どもの教育において必須ともいえるのが「マネーリテラシー」だろう。ベストセラーとなった『LIFE SHIFT』(東洋経済新報社)で提示されているように、「人生100年時代」に突入し、今までの人生プランは通用しなくなっている。

 しかし、学校では「お金」について教えてくれることは少ない。ならば、将来子どもが困らないように、家庭で子どもにお金の教育をすべきだろう。そこで親が読んでおきたいのが『あなたと子どものお金が増える大金持ちの知恵袋30』(集英社)である。

 元メガバンク支店長で「お金の町医者」として全国の講演会で講師として活躍中の菅井敏之さんによって書かれた本書は、富裕層が子どもにどんなお金教育をしているのかをもとに、一般の人も身につけておきたい、子どもが将来お金に困らない教育法、そして考え方を教えてくれる。

 本連載では4回にわたって、菅井流「マネー教育法」の概要を紹介していく。第2回は、「お金持ちになるために必要なこと」を挙げた上で、家庭内でビジネスセンスを磨く仕組みのつくり方について紹介する。

「健康」が第一!富裕層はケアを欠かさない

「お金の教育」というと、特別な知識や情報が必要だと思う人は多いだろう。しかし、実は教育に必要なものは非常にシンプルだ。

 菅井氏は、資産家たちが大切にし、投資を惜しまない4つのポイントがあると指摘する。それが、「人脈」「情報」「勉強」「健康」の4つである。

 このなかで「もっとも大切なこと」と述べるのが「健康」だ。「富裕層は健康を無視し、ぜいたく三昧の暮らしをしている」――そう思っているのであれば、まったくの誤解。むしろ、毎日働ける健康な体であり続けるためのケアには非常に気を使っている。

 健康維持のためにパーソナルトレーナーを雇ったり会員制高級スポーツクラブに入ったりしている人も多く(これは人脈づくりにおいても有効)、自宅にジムやプールを備えている大富豪もいる。さらに、東洋医学を通して病気をしないように体調を整える定期ケアをしている社長も多いそうだ。

 富裕層たちは、病気になってから医療費と貴重な時間をロスするより、病気にならないためのメンテナンスに投資をしている。

 そして、何よりの健康法は「規則正しい生活」を送ること。さらに、笑うことだ。早く寝て、たっぷり睡眠をとり、早く起き、よく動く。食事のときは楽しく、腹八分目。

 よく「体が資本」というが、まずは子どもに正しい生活習慣を身につけさせ、健康に育てるということが、親としての役目になる。もし今、あなたが乱れた生活を送っているならば、まずは自分自身が健康的な生活に直し、子どもと体を動かしてみるのもいいだろう。

ビジネスセンスを磨く仕組みを家庭でつくる

 これからの時代において稼ぎ続けられる人の特徴のひとつに、「誰よりも早く動ける」ということが挙げられる。

 菅井さんが大事にしている言葉のひとつに「先ず隗より始めよ」というものがある。これは中国の故事成語で、「大事業を成すには、まず身近なことから始めよ。そして、何事も言い出した者から動くべし」という意味になる。

 ビジネスにおいて、知識やスキル、人脈、信用と共に必要なものが「行動力」だ。優れた発想力があっても、頭のなかで考えているだけでは人の役には立たない。

 また、思いついたアイデアは早く実践すればするほど有利になる。自分のやりたいことを実現するために寄付を募る「クラウドファンディング」も、二番煎じの企画であれば資金の集まりが鈍くなるだろう。

 では、この「一歩でも早く動く」という力を、どうすれば子どもに身につけさせられるのか。その方法のひとつが「家庭内ビジネス制」の導入だ。誰かの悩みを「発見」し、自分の働きで「解決」すると、そこに「お金が発生する」という仕組みをつくってしまうのだ。

 たとえば、子どもを家族の「なんでも解決マン」に任命する。そして、「お母さんが忙しそうだ。庭の水やりをやってあげよう」「兄ちゃんは試験前だから、代わりに本を借りてきてあげよう」「おじいちゃん、何か手伝えることはある?」というふうに家族の困っていることを探し、解決方法を考え、すぐに行動に移したらお小遣いが発生する。

 自分のアイデアと行動によって困っていた人が笑顔になり、報酬ももらえる。そうすると、どんどん想像力をふくらませ、役に立てることを探していくようになるはず。

 ビジネスで勝てる人は、自分のどのような部分が役に立つのかを知っている。こうした仕組みを通して、自分は何ができるのか、どうすれば役に立つのかを知るのだ。

 ただ、この方法で注意したいのは、そもそも家庭内のお手伝いに報酬は発生しないということだ。

「子どもの頃によくお手伝いをしたけど、お金はもらえなかった」。そう過去を振り返る人もいるだろう。もちろん、お手伝いは家族の一員としてする当然のこと。その上で、子どもが自分の役割を超えた働きをしたときには、しっかり「お駄賃」という名の報酬をあげるのだ。

 自分から「何か役に立てることはないか」と探し始めれば、ビジネスセンスがどんどん磨かれていくはずだ。

子どもがお手伝いをしたら喜ぶ顔をちゃんと見せてあげよう

 そして、もし子どもがお手伝いをしてくれたら、家族はちゃんと喜ぶ顔を見せよう。誰かの喜ぶ顔が、自分の働く喜びになる。働き始めてからそのことに気づいた人もいるだろう。

 今の社会において、働く意味や生きる意味を見失う人も少なくない。しかし、自分が行動することで人が喜ぶということを子どもの頃から学んでいれば、働く意味や生きる意味を、そう簡単に見失ってしまうことはなくなるはず。

 子どもが将来お金に困らないようになるためには、親がちゃんと子どもと向き合えているか、子どもの働きを認められるかが大事になるのだろう。
(文=編集部)

※本記事はPR記事です。

BusinessJournal編集部

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