NEW
垣田達哉「もうダマされない」

Go Toイート、オンライン予約より食事券のほうが断然お得…何度も利用して儲ける方法

文=垣田達哉/消費者問題研究所代表
Go Toイート、オンライン予約より食事券のほうが断然お得…何度も利用して儲ける方法の画像1
農林水産省 HP」より

 前回の10月9日付記事で、「Go Toイートキャンペーン」について筆者は「消費者も飲食店も狙い目は食事券」と述べたが、やはり先行申し込みを受け付けた大阪府、京都府、愛知県では、第1回目がすべて完売した。オンライン飲食予約より格段に人気が高い。大阪府は、申し込み開始から「5時間で売りきれた」(10月7日付NHK NEWS WEB記事より)という。

 なぜ食事券はお得なのかというと、前回の記事で詳しく述べているが、額面2万5000円の食事券を2万円で購入できるので、一度に5000円得する(儲ける)ことができることと、オンライン予約に比べて「利用できる飲食店が格段に多いこと」「飲食店が多種多様であること」「一度手に入れれば来年3月末まで使用できること(オンライン予約は給付金の額に到達すればポイント付与は終了)」「購入方法が非常に簡単」などだ。

「昼食は外食をよく利用する人」「週に1回、月に1回は、飲み会で飲食店を利用する人」「週に1回程度は家族で外食する人」「クリスマス、年末年始などで、ちょっとリッチな外食を計画している人」などには、食事券が何セットあっても使うのに困らないだろう。外食や飲み代に月4万円(半年で24万円)使う人は、25万円の食事券を20万円で購入できるので、半年で4万円以上の得になる。

 大阪は、すべてウェブ申し込み・販売で申し込み順。京都もウェブでの申し込み順だが、ファミリーマートがない市町村やウェブ申し込みができない人は要相談。愛知は、多くがウェブだが電話販売、店頭販売もある。今後、販売・申し込みが続々と始まる他の都道県も、ほとんどがウェブ申し込み・販売になるだろう。大阪・京都・愛知も、販売は数回に分けてまだまだ続く。

家族や友人を総動員

 では、どうしてこんなにすぐに完売になるのだろう。

 最大の理由は、販売枚数より、購入希望者が圧倒的に多いことだ。大阪府は第1期で10万セットしか販売していない。大阪府の人口は約882万人、販売枚数は10万セットで1人2セット購入できるので、5万人が2セット申し込めば完売となる。しかも、大阪府在住者限定という条件もないので、全国から申し込まれれば、瞬間的に完売となる。5時間もかかったことが意外なくらいだ。

 完売するもうひとつの理由は、制限がほとんどないことだ。

(1)同じ人でも何度でも申し込み・購入できる

 大阪府の場合、わずか実質5万セット(5万人)に近い販売なのに、5時間もかかっているのは、最初に申し込みが完了した人が何度も申し込んでいる可能性がある。より多くの食事券を購入するためには、より多く申し込まなければならない。

関連記事