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最近やたらと目にするケバブ店、急増の謎 美味しすぎてハマる人量産

文=青柳直弥/清談社
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 NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』での『まめぶ~』『ケバブ~』といったやりとりも、当時は話題になったため、ケバブの知名度向上を後押ししてくれたかもしれません」(渡辺氏)

 さらに、一昨年8月に東京・お台場で国内初のトルコイベントとして開催された「第1回ターキッシュフェスティバル 2014」が好評だったことで、後の「KEBA-1グランプリ」や、街コンの「ケバブコン」につながったという。

 実際にケバブを食べてみると、野菜や肉が多く、腹持ちもいい。それでいて価格は500円程度が相場のため、若者がファストフードとして好むのもわかる。一方、ケバブを好まない人からは「あの独特のにおいが苦手」といった声も多いが、これは『初めて食べた時のケバブがおいしかったかどうか』が関係するといえそうだ。

「世代間の差もあると思いますが、『初めて食べてみたらおいしかった』という人は多いです。弊社が経営している、羽田空港内にあるトルコレストラン『ミセス イスタンブール』では、本場のコックさんが腕を振るって、ドネルケバブをはじめ、本格的なトルコ料理をつくっているので、中華料理、フランス料理と並んで世界三大料理とされるトルコ料理のおいしさを十分に堪能していただけると思います。それこそ、ケバブ店はいろいろな店舗があるので、最初はおいしいところでケバブを食べてほしいですね」(同)

 最後に、今回の取材前は一度くらいしかケバブを食べたことのなかった筆者は、すっかりその魅力にハマり、この一週間で二度もケバブを食べたことを追記しておきたい。
(文=青柳直弥/清談社)

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