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もうひとつのアマゾン?「企業向け」で世界を席巻、アマゾンvs.その他大手ITの構図

文=エースラッシュ
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 比較的手軽に導入できるものとして中小企業でも導入例が多いのは、仮想サーバを借りる「Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)」と、ストレージを借りる「Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)」だろう。Amazon S3は「99.99% の可用性と 99.999999999% の堅牢性」といううたい文句で有名だ。

●互換サービスも続々

 アマゾンはIaaSにおいて、現在、完全に勝者の位置にいる。オラクルやIBMといった世界的なIT企業が「打倒アマゾン」に励んでいる状態だ。また、勝者のビジネスに乗じたサービスを展開する企業も増えている。AWSの各サービスの導入支援を行う企業もあれば、AWSと互換性を持ったサービスを提供する企業もある。特に互換性のあるサービスを提供する企業はどんどん増えている。

 どういう規模の企業でも、システム管理者にとってAWSはよく知られるところとなっており、クラウド活用を考える時には候補に挙がるだろう。

もしかしたら意識していなくても、あなたが毎日職場で使っているシステムはアマゾンのサービス上で動いているかもしれない。
(文=エースラッシュ)

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