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宮迫・闇営業問題でドラマ・映画への芸人出演も激減?ダウンタウン松本“清廉潔白”のワケ

文=藤原三星
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2018年にゴマブックスより発売された入江慎也の著書『入江式 のしあがる力(ちから。)』

 大量の謹慎処分者を出し、芸能界を揺るがす事件にまで発展した闇営業問題。独走スクープを続ける「FRIDAY」(講談社)だが、7月5日発売号では謹慎処分となったスリムクラブの内間政成やレイザーラモンHGの近況を追いかけるとともに、「本誌編集部にタレコミ電話が殺到している」とアピール。新たな闇営業芸人のヒントは提示するものの、裏取りに苦戦しているのか、明言までは避ける内容となっていた。

 はたして、「FRIDAY」が宣言してみせたように、まだまだ闇営業問題の続報スクープは続くのか? ある週刊誌記者は次のように語る。

「間違いなくしばらくは続くと思いますね。『FRIDAY』編集部はずいぶんと活気づいていて、『これで年内分のネタは安泰』というほどスクープが集まっていると聞きます。『著名芸能人による反社会的勢力とのビジネス疑惑』というのは、『ジャーナリズムとして当然報じる意味がある』という“大義名分”もありますしね。とはいえ、ネットでは大盛り上がりの闇営業問題を提供した『FRIDAY』ですが、部数アップにそこまで直結してないというのが、この出版不況という時代の悲しさですね……。

 決定的な写真が出たら謹慎になるのは確実なので、今後は、闇営業時の写真を芸人本人に“買い取って”もらおうとする反社系の輩が現れてもおかしくありません。吉本興業は“反社排除”を宣言する決意表明まで出してますから、吉本興業側に持って行って買い取りを提案しても応じるわけがない。それほど、今の吉本は頑なですよ」

ダウンタウン松本の発言は“清廉潔白”だからこそ

 ワイドショーも連日このトピックを長時間にわたって取り上げ、ますます報道が加熱する闇騒動問題。そんななか、あるワイドショーのスタッフは「そろそろ世間は飽き始めているのでは」と分析する。

「闇営業スクープはまだ続くと思いますが、宮迫さんやスリムクラブを超えるようなわかりやすい写真と知名度がないと、“ブーム”としてはそろそろ終わると思いますよ。ナイナイの岡村(隆史)さんや千原ジュニアさんは、過熱する報道に食傷気味だというコメントをしてますが、実際世間もそうでしょう。ただ、若くして売れた岡村さんやジュニアさんだからこそ、そのようなコメントができるという面も大いにある。ダウンタウンの松本さんが『ワイドナショー』(フジテレビ系)においてこの件から逃げることなく、騒動後の宮迫さんとの会話内容までをトークで提供しているのは、自分が芸人として清廉潔白だという自信があるから。30過ぎでやっと売れた中堅芸人たちはいまだ戦々恐々としてますし、当然及び腰にもなる。つまり、この件に関してコメントをしない芸人は相当怪しいんです。

 そもそも事務所を通さない“直営業”に行ったことがない芸人なんてほとんどいませんし、その営業先に反社会的勢力が潜んでいた可能性がゼロではない以上、“アウト”かどうかに関してはなんともいえないというのが実際のところ。宮迫さんは大ウソをついた結果、謹慎に追い込まれたわけで、闇営業がばれたとしても、せめて復帰への可能性だけは残しておきたいと考えてコメントをしないという芸人は多いでしょう」

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