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長嶋一茂、53歳で大ブレイクのきっかけは、パニック障害を救った“癒やしのハワイ”か

文=藤原三星
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長嶋一茂、53歳で大ブレイクのきっかけは、パニック障害を救った“癒やしのハワイ”かの画像1長嶋一茂の公式インスタグラム、2018年10月7日の投稿より。元SMAPの香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛の3人と共に。インスタグラムへの投稿は、この日の3枚だけなのも、また一茂らしい……。

 272本――。これが、2018年における長嶋一茂の出演番組本数である。帯番組を持たず、レギュラー番組もさほど多くない一茂にとって、この数字は驚異的である。

 現在、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の恒例企画「オリジナルカルタ争奪戦」に出演中(後編2月17日オンエア予定)。引き続き大ブレイク中の長嶋一茂による44枚のオリジナル絵札には、浮世離れしすぎたエピソードの数々が。ダウンタウンらもそれらの絵札に爆笑必至の様子である。

 それにしても、長嶋一茂は現在53歳。昨年からやたらと露出が増えたこの男が突然ブレイクした理由とは? 数多くのバラエティ番組を手がける放送作家は、次のように分析する。

「とにかく今、バラエティ番組の企画会議では必ず名前が挙がる人であることは間違いない。これまでずっと、“あの長嶋茂雄の息子”というイメージがどうしても先行してましたが、近年はコメント力が飛躍的に上がり、歯に衣着せぬ物言いが業界内外から高評価を受けています。

 実際、一茂さんが番組ゲストに入ると、ほんとに数字も上がるんですよ。きっと、『また何か暴言を言うのでは?』というハラハラ感が、視聴者の期待をあおるのでしょう。その一方で、実にバラエティのことを理解していて、本当に番組をつぶすようなことは絶対にしない。視聴者の目を覚まさせるような剛速球のビーンボールを的確に投げられるという意味では、プロ野球選手時代よりも野球選手ぽいかもしれませんね(笑)」(同・放送作家)

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