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鮫肌文殊と山名宏和、と林賢一の「だから直接聞いてみた」 for ビジネス

ドカベン岩鬼の銅像は、イタズラ対策をちゃんとしているの?

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新潟市 古町五番町商店街には、水島マンガのキャラが
いっぱい!「ふるまち・どっどネット」より

 人気放送作家の鮫肌文殊氏と山名宏和氏が、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問を直撃解決!する連載「だから直接聞いてみた」。月刊誌「サイゾー」で連載されていた同企画(宝島社より単行本となって発売中!)が、ビジネスジャーナルにて復活! 

 今週は、鮫肌文殊氏が、いたずらされやすい街のモニュメントについて、心配しつつ聞いてみた。

[回答者]新潟市 古町五番町商店街

 私の職場であるテレビの世界では、イタズラはちゃんと「ドッキリ」と呼ばれる一ジャンルとして確立されている。半年とか膨大な時間をかけてターゲットを引っ掛けるパターンもあるが、もっと単純に『落とし穴』なんかも立派なドッキリの方法だ。

 いつも思うのであるが、何故「人間が落とし穴に騙されて落ちる」サマはあんなに面白いのであろうか。ただ穴に落ちるだけなのに!「人間がバナナの皮に滑って転ぶ」とともに永遠の謎だ。

 昔のテレビ界には、今のようにコンプライアンスが求められる時代では考えられない、伝説のアホアホ演出家がいっぱいいた。中でもスゴかったのが「○○ガ○Tさん」の異名を取ったTディレクター。○の部分には超A級の放送禁止用語が入ると思っていただきたい。番組の会議中にいきなりパンツを脱いで「ひとりエッチ」をおっぱじめて、唖然とする周囲に向かい「いやいや、ボクにお構いなく! 会議を進めてください(真顔で)」と言い放った男である。筋金入りなのである。

 その「○○ガ○Tさん」が仕掛けたイタズラが、またハンパない。某バラエティ番組の企画で「横浜銀行」の看板を一字替えて「横浜銀蠅」にしてしまったのである。もちろん局全体を揺るがす大問題になったのはいうまでもない。これこそが、日本のバラエティの裏面史にしっかりと刻まれし、伝説の「横浜銀行を横浜銀蠅」事件である(まんまだけど)。

 渋谷の金王坂の歩道橋の表示が、いつも何者かによって「、」が書き足されて「金玉坂」になっているようなものか。でもイタズラは、思いついたからといって何でもやっていいものではない。当たり前だが。

 先日、桜新町駅の駅前に設置されているサザエさん一家の銅像の中で、波平像のたった1本しかない毛が2回も抜かれるイタズラ事件が発生したのは皆さんもご存じであろう。これなんか、典型的な「金王坂を金玉坂に」パターンである。アホアホ野郎のイタズラ心を誘発するスポットなのだ。この事件を聞いた時、私の頭にまず浮かんだのが「次はドカベン岩鬼の葉っぱの銅像がイタズラされてしまうのでは!?」ということであった。

『ドカベン (1) 』


もともとは柔道マンガ。

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